日々の築高
2度目の全国大会2冠達成
陸上部2年 鵜澤飛羽君が、広島県で開催された「第35回U20/第13回U18日本陸上競技選手権大会」のU20に出場し、大学生に混じって走り、100mと200mで優勝しました。8月のインターハイに続き、2度目の全国大会2冠の達成です。
芸術鑑賞会が開催されました
10月17日(木)に今年度の芸術鑑賞会が栗原文化会館を開場に開催されました。
今年度は狂言共同社(和泉流)の方々をお迎えし、「蝸牛」と「棒縛」という演題の2つの狂言を鑑賞しました。
「蝸牛(かぎゅう かたつむりのこと)」は主人公の山伏と太郎冠者の掛け合いが思いの外ユーモラスなものでした。また「棒縛(ぼうしばり)」は2人の酒好きの主人公が盗み飲みしないように棒に縛られても、色々苦心して酒を飲もうとする姿をやはりコミカルに描く形で人間の欲望を静かに見つめたものでした。
また2つの劇の合間には、ワークショップが行われ、古典劇の発声がゆっくりで大げさな一定の荘重な様式のイントネーションを用いて行われる理由が紹介され、6名の代表生徒が挨拶を題材に実際に発声体験にチャレンジするなど、参加して狂言を味わう工夫も施されたもので大いに楽しむことができました。
なかなか鑑賞する機会のない古典劇を親しみやすい形で上演していただいた狂言共同社のみなさん大変ありがとうございました。
体育祭が行われました
10月10,11日の2日間、体育祭が開催されました。今年の体育祭は直前の時期の天候に恵まれずグラウンドコンディションが不十分だったため、室内競技を中心にした雨天時の日程で行われましたが、各競技とも熱戦が繰り広げられました。また体育館ステージ奥の壁を利用して、競技結果をプロジェクターでリアルタイムで投影する初めての試みも行われました。競技結果は以下のとおりでした。
男子 サッカー 1位 3年3組 2位 3年2組 3位 2年3組
女子 ドッジボール 1位 2年1組 2位 1年2組 3位 1年1組
綱引き 1位 3年3組 2位 3年4組 3位 2年3組
縦割りバスケ男子 1位 2組 2位 1組 3位 3組
縦割りバスケ女子 1位 2組 2位 4組 3位 1組
縦割りバレー男子 1位 4組 2位 3組 3位 2組
縦割りバレー女子 1位 4組 2位 1組 3位 3組
百足競走 1位 3年2組 2位 3年3組 3位 3年4組
長縄跳び 1位 2年2組 2位 1年4組 3位 1年2組
障害物リレー 1位 3年4組 2位 3年2組 3位 2年3組
ガチンコリレー 1位 1年4組 2位 2年2組 3位 1年2組
そして総合成績の順位は、3位 3年4組 2位 1年2組 1位 3年2組となり、築高祭に引き続き3年2組が2連覇の結果となりました。
最後に、体育祭実行委員長の佐藤栞さんの閉会後の挨拶を紹介しましょう。
「障害物リレーは何か新しいものがやりたいと考えていて、昨年から考え続けていたものが実現したものです。みんなで楽しめる体育祭になってよかったと思います。1,2年生の実行委員はさらに工夫して来年は私たち以上に楽しんで下さい。無事に終えることができて何よりです。協力してくれた生徒のみなさん、先生方に感謝したいと思います」
実行委員の皆さん、大変お疲れ様でした。3連休の後、新たな学校生活が始まります。築高生の皆さん、一層、頑張りましょう。
高校生ボランティアアワード2018特別賞受賞記念講演会
9月27日(金)の第2回考査終了後、高校生ボランティアアワード2018特別賞受賞記念講演会が本校体育館で行われました。この講演会は、昨年度の高校生ボランティアアワードで本校ボランティア部の活動が評価され、特別賞である国境なき医師団賞を受賞したことから、この世界を代表するボランティア団体で活動している方を講師として招き、お話を頂こうということで実施されたものです。講演会の司会進行など運営についてはすべて生徒会の生徒主導で行われました。
講師として来校いただいた池田知也さん(仙台厚生病院外科医)は、コンゴ民主共和国、イエメン、南スーダンの3カ国でのべ7回緊急医療活動のボランティアを体験するなど豊富な経験をお持ちです。講演の内容を以下に紹介しましょう。
演題「国境なき医師団活動報告」
国境なき医師団について
1971年に有志の医師とジャーナリストが集まってフランスで創設。あまり知られていないことだが緊急医療活動の他に、証言活動も行っている。また国内の自然災害でも活動している。非医療スタッフ(土木や紛争当事者との交渉が業務)も実は半数近くいる。2018年には日本から106名のスタッフが27カ国に派遣されている。
活動に迎えるにあたって
日本でまず一人前になることが肝心。
英語ができることが基本(skype英会話での学習がおすすめ)。
フランス語ができると活動地域の幅が広がる。
イエメンでの活動
アラブの春以降、国内が混乱状態に(2015年より内戦)。宿舎は快適だが一切外出はできない。狙撃された一般市民や爆撃に巻き込まれ四肢の一部を失った人たちへの治療が多い。
(空爆や弾痕、負傷者のケガの様子、措置法が写真や音声付きでリアルに紹介されました)
コンゴ民主共和国での活動
宿舎はやはり快適だが、マラリアの流行地なので蚊対策が必要。お手製のシャワーが案外快適。交通外傷や暴力、熱傷、先天的疾患の治療が多い。
南スーダンでの活動
現在、世界一新しいが世界一政府が不安定な国。国境なき医師団が金銭的には一番力を入れて活動している地域。宿舎、医療施設はテントの中。やはり交通外傷や暴力、熱傷、先天的疾患の治療が多い。
派遣を終えて
誰にでも(活動に)力になれることがある。
日本の技術は世界に通用する(手先が器用、性格が緻密)
その後の質疑応答の中では、語学の習得については、若い頃が一番吸収できるので若いうちからやるべき。ボランティアをする際重要なのは、自分の気持ちに素直になること、小さな気持ちでも良い、その積み重ねが大きな力になるなどの指摘を頂きました。
貴重な内容の講演、大変ありがとうございました。
県知事表敬訪問
9月12日(木)、2019南部九州インターハイ100m、200mで2冠を達成した鵜澤飛羽が県知事を表敬訪問し、聖ウルスラ学院英智高校男子バドミントン部の皆さんとともに優勝の報告をしました。
当日は、急な公務のため村井知事とはお目にかかれませんでしたが、松本教育次長、千葉教育次長(築館高校OB)、多くの報道関係の方々に囲まれ、鵜澤は優勝の感想とこれからの目標を話しました。松本教育次長から、優勝をたたえる盾を贈られ、今後の新人東北大会、国体に向けてのエネルギーになったようです。
その後、築館高校の先輩が局長を務めている、宮城県震災復興・企画部オリンピック・パラリンピック大会推進課を訪問しました。課の皆さんからも暖かく迎えていただきました。
東日本大震災への義援金の報告
築高祭2日目
31日(日)に今年度築高祭の一般公開が行われました。天候にも恵まれ、今年度も多数のお客様にご来場いただくことができました。
一般公開後の閉祭式では、今年度初の試みで開式に先立って体育館の壁にプロジェクションマッピングを思わせる形で、今年度の築高祭のハイライトシーンのムービーが上映されました。
閉祭式では昨日の逆ミスコン及び令和のK-1グランプリの成績発表、表彰が行われました。
順位は以下の通りです。
逆ミスコン 第1位 3年3組 第2位 3年2組、2年3組
K-1グランプリ 第1位 1年4組 第2位 3年1組 第3位 3年2組
総合 第1位 3年2組 第2位 3年1組 第3位 1年4組
どいうことで晴れの築高饅頭(総合優勝クラスに贈呈)は3年2組が獲得することになりました。
ご来場いただいた皆様大変ありがとうございました。今後とも築館高校を宜しくお願いします。
築高祭第1日目
8月30日(金)より今年度の築高祭が始まりました。初日の今日は校内での公開でした。
文化祭実行委員長の小野寺風雅くんの「今年度も体育感を壊すぐらいの盛り上がりで行きましょう」という挨拶で始まった開会式の後、午前中には、吹奏楽部、合唱コンクール上位3クラス、人のため合唱団(復興応援歌「明日の君へ」全校合唱含む)、軽音楽部の校内発表が行われました。午後の前夜祭では逆ミスコン(男女装コンテスト)と令和のT-1グランプリ(一発芸大会)が行われ、逆ミスコンでは全クラスの代表、T-1グランプリでは予選通過6クラスの代表がそれぞれ工夫を凝らしたパフォーマンスを繰り広げました。
明日の10時からはいよいよ一般公開が行われます。奮ってご参加下さい。
「輝く日本一くりはら大賞」授賞式の様子
築館高校では、8月21日(水)から夏休み明けの学校生活がスタートしました。朝に全校集会があり、まず、2019南部九州インターハイで100m、200mの2冠を達成した鵜澤飛羽君(2年生)に賞状とメダル、トロフィーが伝達されました。
続いて、「輝く日本一くりはら大賞」の授賞式が行われました。この賞は、文化・芸術・スポーツの分野で日本一になり、広く市民に元気を与えた人物に対し、その栄誉を讃えるために設けられたもので、今回、鵜澤飛羽君が高校生では初めて受賞対象となりました。授賞式には栗原市の千葉健司市長が来校し、自ら賞状と盾を授与されました。市長さんからは「テレビ、ラジオの前で(市民が)甲子園の野球以上に盛り上がった瞬間でした。このような後輩を持って誇りです。築高生の皆さんも後に続いてください」という激励の挨拶をいただき、鵜澤君からは「次の国体では、昨年の失敗の雪辱を果たせるよう頑張りたい」という力強い決意表明がありました。
引き続いて行われた集会では、三浦校長先生から次の4点を趣旨とする挨拶を頂きました。
①高文祭弁論部門全国大会を見て、今の高校生には課題解決・主体的学習が求められていることを実感した。
②日本一速い男と同じ校舎で過ごせることを貴重な機会と思い生活して欲しい。ぜひ二連覇を。そのためには周りの後押しも必要である。全校を挙げて切磋琢磨する良い雰囲気を作って支援しよう。
③長崎の原爆資料館を見学して、戦争の恐ろしさと悲惨さを改めて実感した。平和の尊さを後の世代に伝えるのが皆さんの義務。そのための知識とコミュニケーション力を身につけよう。
④まずは築高祭での元気と清々しい挨拶で感動を届けよう。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、生徒の皆さんは夏休み気分を早く一掃して、学校生活に取り組みましょう。
初めての防災研修が実施されました
8月11日(日)に防災研修が実施されました。この防災研修は、今年度よりPTAと共催で始まった行事で、被災地や震災遺構を毎年の8月の月命日に訪問・見学することで、自然災害の恐ろしさをあらためて認識し、防災意識を高めるとともに、現地の方々の苦労や努力に共感し、人の絆の大切さを学び、自分たちにも何かできないかという意識を高めるために実施されたものです。今年度は気仙沼方面でのコースで実施され、生徒42名、教職員6名、保護者6名、計54名が参加しました。
最初の見学地は、被災したかつての気仙沼向洋高校の校舎であり、今年の3月に一般公開が始まったばかりの気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館でした。到着後、気仙沼の被災状況に関するビデオを鑑賞した後、3グループに分かれて遺構の見学が行われましたが、津波で流され3階の窓を突き破って校舎に入った軽自動車が横転したそのままの状態で置かれていたり、教科書や資格試験対策のための問題集があの日のままに散乱して放置されていたり、やはり津波で流された冷凍倉庫が校舎にぶつかった痕が生々しく残されていたりと日常生活のすべてを突然、破壊し尽くした津波の破壊力と恐ろしさをまざまざと見せつけるものでした。見学の最後の集まりでは「今日の体験を忘れないうちに感想を別の人に伝える。これが皆さんの課題です」と館のスタッフの方からの強い訴えがありました。
つぎに階上公民館に移動し、館長の小野寺隆成先生から「東日本大震災から8年」と題しての講話をいただきました。この公民館の位置する階上地区は、気仙沼の中でも人口に占める犠牲者率が特に高く、家屋被害率についても2番目に高かった地区であるということでした。海が見える地区ほど、犠牲者率が低いという興味深いデータも紹介していただいました。残念ながら震災の経験が次第に風化しつつあり、備えについてもう一度家族と話し合うべきであるいうお話には大いに共感させられました。
午後は気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザに移動しました。今回の防災研修の大きな目的の一つとして、3年前、当時の築館高校2年生がやはり被災地に訪問し、インスピレーションを受けて作った復興応援歌「明日の君へ」を歌い継いで行くために昨年度「人のため合唱団」というボランティアのサークルが本校生徒有志で結成されましたが、この「明日の君へ」を合唱団のメンバーが被災した現地で披露することで、地域の方々に声援を贈りたいというものがありました。交流プラザの広場では、当日はご当地アイドルショーなどが開催されており、その中で時間をいただいての合唱の披露というということでしたが、緊張感に臆することなく、美しい歌声を披露し、逆に大きな拍手での声援をいただくことになりました。
色々な体験をさせていただいて自分の中での何かが変わったと感じることができた濃密な一日でした。この経験を活かし、震災からの復興のために何かできることを一人一人が考え、取り組んでいきたいと思います。
令和元年度学校説明会
7月29日(土)に本校の学校説明会が開催されました。最初に体育館で行われた全体会では、開会の後、まず吹奏楽部が「男の勲章」「泳げたいやきくん」の2曲を歓迎演奏として披露。次に三浦校長先生から「今週末は地区内の高校の説明会が目白押しなので、どこが自分に合っているかよく考える機会にして欲しい。皆さんを心からおもてなしします」という趣旨の歓迎の挨拶があり、鈴木生徒会長からも「築高にしかない様々な活動の説明や先輩との懇談、部活動の雰囲気などを決定の参考にしてください」という挨拶がありました。
続く学校の説明では、教務部、進路指導部からの説明、進路別のクラス編成(フロンティアクラス、ライフプランクラス)の説明、学校生活紹介動画の上映、ボランティア部や人のためプロジェクトといった築高独特の活動の説明が行われましたが、教務、進路指導部以外の説明は生徒会執行部を中心にした生徒自身が担当。実体験をもとにした生徒目線の生き生きとした特色ある活動紹介が行われました。全体の司会進行も生徒会の生徒が行うなど、生徒が主導して行われるのが本校学校説明会の大きな特色ですね。
説明終了後、今度は人のため合唱団が復興応援歌「明日の君へ」「パプリカ」の2曲を披露。全体会を締めくくることができました。
その後、8会場に分かれて中学校単位での先輩との懇談会が行われましたが、学校の様々な活動について率直な思いをユーモアを交えながら親身になって語る先輩在校生の話に参加した後輩の皆さんは真剣に耳を傾けていた様子でした。最後に各練習会場などでの部活動紹介が行われましたが、プロモーションビデオを作成、活用した本格的なものがあったり、練習に実際に参加して体験できるものがあったりと各部工夫した紹介が行われました。
今年度も400名を超える方々に学校説明会に参加していただいて大変ありがとうございました。受験生の皆さんは今日の体験を参考にしながら、自分に合った進路選択をしてください。築館高校は皆さんをお待ちしています。
夏休み前の全校集会、インターハイ・全国総文祭壮行式
7月23日(火)に夏休み前の全校集会とインターハイ・全国総文祭壮行式が行われました。最初に行われた全校集会では、三浦校長先生から、時事問題を材料に取り上げながら判断力や危険を予測する力、命の大切さ、失敗したときには正直こそ最善の策など夏休みを過ごす上での心構えとなるお話をいただきました。
次に行われた壮行式では、まず新会長の鈴木くんから「選手の皆さんは後悔が残らないように頑張ってください。応援する生徒の皆さんは活躍を遠くから強く祈りましょう」という挨拶があり、つづいて三浦校長先生から「皆さんの活躍が応援する生徒を元気にするので粘り強く戦ってきて欲しい」という趣旨の挨拶がありました。
続く選手の決意表明では、まず陸上競技の短距離でインターハイに出場する鵜澤飛羽くんから「これまでの活動では辛いこともあったが、みんなに支えられて頑張れた。全国で一番速い男になって帰りたい」という力強い決意表明があり、つぎに弁論で県代表として全国総合文化祭に出場する田代比奈さんからも「72名の代表弁士から様々なことを学び、上位6名に入れるよう頑張りたい」というやはり穏やかながら強い思いを秘めた決意表明がおこなわれました。
最後に、新応援団長の髙橋楓佳さんの初めての指揮のもと全校生徒による激励応援と校歌斉唱で選手の皆さんを盛大に送り出すことができました。
明日から8月20日まで28日間の夏休みに入ります。生徒の皆さんはそれぞれの目標に向けて充実した毎日を過ごしましょう。
令和元年度長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールの結果について
7月13日(土)に栗原文化会館を会場に令和元年度の長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールが開催されました。 弁論はいずれも実体験に基づき論を組み立てていて自分を信じること・夢・食・日常を大切にすることなどをテーマにしたレベルの高いものでした。また合唱はクラスの団結力を発揮し、よく仕上げられたものでした。以下に結果と様子の写真を掲載します。
弁論大会
第一位
相澤 空南さん(2-4) 「ドリームボックスをなくすために」
第二位
松田 遥奈さん(2-2) 「6年後なりたい自分になるために」
第三位
小野寺詩音さん(3-2) 「夢を追い続けること」
審査員特別賞
佐藤 日里さん(1-2) 「私にできること」
合唱コンクール
最優秀賞 2-2 「虹」
優秀賞 3-2 「旅立ちの時 ~Asian Dream Song~」
優良賞 3-1 「ハナミズキ」
努力賞 1-3 「心の瞳」
指揮者賞 菅原 拓海さん(3-3)
伴奏者賞 小野寺詩音さん(3-2)
最後に恒例になった復興応援歌「明日の君へ」の全校生徒約450名による合唱と人のため合唱団による「パプリカ」の合唱でコンクールを成功裏に締めくくることができました。
生徒の皆さん大変お疲れ様でした。来年度も頑張りましょう。また保護者、地域の多数の皆様にご来場いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも築館高校をよろしくお願いします。
弁論大会・合唱コンクールについて(お知らせ)
令和元年度PTA研修旅行
6月28日(金)に8名の参加で今年度のPTA研修旅行が行われました。
今年度のコースは午前中には東北学院大学の土樋キャンパスの見学、午後には宇宙航空研究開発機構角田宇宙センターの見学という内容でした。
学院大の土樋キャンパスではまずホーイ記念館という新しい建物内にあるラーニング・コモンズという施設に案内され、大学に関する概要説明を受けました。このラーニング・コモンズという施設は学生達がお互いに自由にアイディアを出し合いアクティブラーニングの形で研究を深めるために専用で作られたもので、電子黒板などの設備が充実しており、話し合いしやすいように机が自由にレイアウトできたり、館内のデザインも自由な意見交換がやりやすいような斬新な工夫がこらされていて、最先端の学生の学びの姿には驚きの連続でした。
つづいて図書館、博物館を見学した後、最後に歴史ある本館、礼拝堂の見学をさせて頂きました。いずれの施設も1930年代前半までに建設されたもので、国の登録有形文化財になっています。特に礼拝堂は、この大学のキリスト教の布教と英語教育という建学の目的を代表する一施設で、荘厳な雰囲気を肌で感じさせられ、最後にはパイプオルガンの演奏まで特別に聴かせて頂くなど滅多にない経験をすることができました。
角田宇宙センターでは、この施設での最先端の宇宙技術の研究・開発の様子について非常に丁寧な説明をして頂きました。このセンターには、宇宙空間で使用する第2段目のロケットエンジンの燃焼試験ができる施設が備わっており、これまでの日本製の歴代ロケットのエンジンの開発や将来、国際宇宙ステーションに荷物を運搬するために繰り返し使用できる有人宇宙船スペースプレーンの開発などを行っているそうです。施設の床のほぼ中央には40万分の1の日本地図の写真が描かれており、気分はほぼ宇宙飛行士で説明を聞くことができます。またテフロンはエンジンに必要な潤滑材の開発から生まれてきただとか、ISSは肉眼で確認できるなどの豆知識も教えて頂き、大変勉強になりました。
参加者がやや少なかったのが少し残念でした。来年度も工夫した研修旅行を企画したいと考えておりますので、多くの保護者の皆様の参加をお願いします。
生徒会役員選挙立会演説会、投票が行われました
20日(木)7校時の時間帯を利用して今年度の生徒会役員選挙立会演説会が行われました。
今回の立候補者数は生徒会長候補2名、副会長候補3名ののべ5名です。
それぞれの候補者及び応援弁士演説に先立ち、前会長の白鳥くんから「5人の誰を選んでもまちがいない」という太鼓判を押す趣旨の話があり、続いて三浦校長先生からは「来年の定期戦に雪辱できるようリードできる人を演説の内容を聞いて選んで欲しい。また選んだ以上、支えるのも責任、協力することで盛り上げよう」という趣旨の話がありました。
つづいて5名の候補者及び応援弁士の皆さんからは、定期戦の勝利、国際貢献できるようなボランティア、行きたくなるような生き生きとした学校づくりなど様々な観点からの公約や築高のイメージを歌にしたパフォーマンスなど創意工夫あふれる演説が行われました。
そして演説会終了後に投票が行われました。築高の生徒会役員選挙の投票は、演説会場や帰りのSHRの場で投票するような形ではなく、放課後、生徒が自主的に生徒手帳持参で投票所に行き、投票資格を確認した後、投票用紙を受け取り、借用してきた本物の投票箱を利用して投票する本格的な形を取っています。将来の有権者としての自分たちの姿がイメージできますね。さて投票の結果は
生徒会長 鈴木 弾くん 副会長 阿部 夏季さん、佐々木 瑠偉くん の3名が当選しました。
1年間、築高の発展のために頑張ってください。よろしくお願いします。
第1回防災避難訓練が行われました
6月12日(水)7校時の時間帯を利用して今年度の第1回目の防災避難訓練が行われました。みやぎ県民防災の日に行われた今回の訓練は大規模な地震発生、停電を想定したもので、地震発生の連絡の後、各クラスで身体保護などの第一動作が一斉に行われ、続いて避難誘導担当教諭の口頭での指示で、避難場所への移動が速やかに行われました。
その後、水消化器を用いた消火訓練の後、三浦校長先生からの「災害に備えて必要なのは①命を守る行動②家族との万一の場合の連絡法の事前確認③最低1週分の水・食料の確保である。訓練でシュミレーションするだけでなく、毎日の生活でも災害時にどうするか考えて行動して欲しい」という趣旨の挨拶で訓練を締めくくることができました。
次回の防災避難訓練は11月7日(木)に地域合同防災訓練という形で行われます。多くの皆様の参加をよろしくお願いします。
第1回生徒総会が行われました
23日(木)の6・7校時を利用して令和になって初めての生徒総会が行われました。
築館高校の生徒総会はまず座席の配置が特徴的。前にいる執行部に全生徒が向かい合う形ではなく、執行部、1年生、2年生、3年生が一辺のロの字を作る形で向かい合って着席します。議論しやすい雰囲気を作るためなのでしょうかね。
今回の生徒総会の主な議題は、昨年度より1・2年生全クラス出店となった文化祭での模擬店出店についてでした。話し合いの方法も独特で、昨年度、実施して発生した問題点の解決のため、クラスから事前に意見を出してもらい、クラスの評議員が発表。発表された意見をもとに3分間の時間を設定し、さらなる解決策をクラスごとに審議。再度、全体に発表して、発表された意見をもとに再度クラス単位で審議。この形を繰り返すことで議論を深めていくのです。最後には、教員の模擬店出店の参加とその是非、競合を解決するための合同クラスでの模擬店の出店、模擬店の内容をポイント制で審査するなど、かなり具体的な形まで意見を深めることができました。
今回の生徒総会で出た意見を踏まえ、文化祭実行委員会で今年度の模擬店出店の具体案を検討していくことになります。
生徒会執行部の皆さん、会に参加して活発な議論を繰り広げた生徒の皆さん。大変ご苦労様でした。
登校時一声運動が始まりました
本日より登校時一声運動が始まりました。この活動は本校PTA健全育成部の委員さんが中心となって毎年5月と11月の2回、今日も一日元気よく学校生活を過ごして欲しいという願いを込め、朝、登校してくる生徒達一人一人にに「おはようございます」と声がけをするものです。
本校のこの活動の特色は、教員や保護者のみでなく生徒会のメンバーやボランティアで参加したいという生徒も活動に加わる点です。
初日の今日は、毎回、活動に協力してくれる野球部の生徒に加え、人のためプロジェクト委員の有志が活動に初めて参加、のべ24名の参加と盛況に終えることができました。
5月の挨拶運動は24日(金)まで行われます。多数の参加をお願いします。
また24日(金)までは本校の学校公開週間ともなっています。是非ともご来校いただき、築高生の生き生きとした学校生活の様子をご覧頂ければと思います。
令和元年度支部総体結果報告
今年度の支部総体の築高関係の結果がまとまりました。詳しくは下欄のPDFファイルをご覧下さい。なお、写真は柔道男子軽量級で見事優勝した千葉雄大くんの表彰式の様子です。
交通安全及び防災教育講話が行われました
10日(金)3,4校時の時間帯に、築館警察署から講師の方を招いて今年度の交通安全及び防犯教育講話が全校生徒を対象に行われました。
講話に先立って自転車マナーアップ指定証交付式が行われ、生徒を代表して指定証を受け取った白鳥生徒会長からは「築高生一同、交通ルールを守り、事故のない安全な生活を送ります」という力強い決意表明が行われました。
続く講話では、まず築館署交通課長の佐藤さんから「自転車の交通事故防止」の題で、自転車は、法律上、軽車両という車の仲間であることや宮城県道路交通規則によりかなり意識しないと分からない自転車乗車のルールがあること、最近の自転車事故の傾向など具体的な話が紹介されました。
つづいて生活安全課の横山さんから「SNS利用のトラブル防止」という題で、ネット上のなりすましやのっとりを事例にした講話が行われ、「オンラインでの事柄はどうしても心に隙が生じやすいので、現実世界の事例に例えると気づきやすいのでは」という貴重な指摘や栗原市の犯罪件数の推移は全国的傾向とはやや違い、あまり減っていないこと、学校のルールをもう一度見直して生活して欲しい。本当に困ったら迷わず警察へ、など貴重なアドバイスが行われました。
最後に刑事課係長の池田さんから「薬物の危険」という題で講話が行われ、「(薬物は)一度でも手を出すと戻れない。絶対に使用しないで」との訴えがありました。
明日からは多くの競技で支部総体が各会場で行われます。今日の講話の内容をしっかりと意識して、まずは事故のない週末を過ごして欲しいですね。
支部総体壮行式
9日(木)に支部総体壮行式が行われました。選手入場後、まず白鳥会長から「3年生にとっては最後の大会となるので、1、2年生はサポートを十分に、3年生は悔いのないように楽しみながら定期戦の雪辱をしてください。応援の皆さんは(全員での)応援は今日しかできないので全力で頑張りましょう」という内容の挨拶があり、つづいて三浦校長から「練習の成果を十分に発揮してほしい。定期戦以上に大事な試合である。油断は禁物、流れを持ってきたら勝ちきること。不利でもあきらめずに粘り強く。地区総体でのいい結果と報告で私を元気づけてほしい」という趣旨の挨拶がありました。
次に各部の部長の趣向を凝らした決意表明の後、沼倉団長の指揮のもと、全校生徒の校歌斉唱と築高への声高らかなエールで式を締めくくることができました。
支部総体は一部の競技では連休中に始まっていますが、多くの競技は11日(土)、12日(日)に集中します。築高選手諸君への激励、応援をよろしくお願いします。
支部総体の組み合わせが決定しました
5月11日(土)、12日(日)を中心に行われる支部総体での築高各部の対戦相手が決定しました。下のPDFファイルのリンクをクリックするとはっきりとした組み合わせ一覧が見られますのでご活用ください。
築高選手諸君、頑張れ。
第15回定期演奏会のポスターができました
この時期、恒例の吹奏楽部定期演奏会のポスターができあがりました。奮ってご来場ください。
第60回 臙紫定期戦(築館高校 対 古川高校 定期戦)
23日に雲一つない晴れ渡った空の下、築館高校を会場にして第60回臙紫定期戦が行われました。最初の開会式ではまず開催校の三浦校長先生から「今回の定期戦が歴史に残る名勝負になることを祈りたい」という内容の挨拶があり、続いて友情の灯火の点灯、選手宣誓が行われました。その後の両校の応援合戦では、今回は両校生徒会長が今風の男女の会話をする(古高生徒会長は女子)スタイルをとりながら、その中でユーモラスな形で伝統のけなし合いを織り交ぜるという工夫した演出が取り入れられました。開会式後、綱引きに始まりのべ15種目行われた競技の結果は・・・
綱引き男 築高0-2古高 綱引き女 築高2-0古高
サッカー 築高1-3古高 剣道 築高0-4古高
野球 築高3-5古高
ソフトテニス男 築高1-2古高 ソフトテニス女 築高3-0古高
バドミントン男 築高4-1古高 バドミントン女 築高3-2古高
バレー男 築高0-2古高 バレー女 築高0-2古高
バスケット男 築高54-60古高 バスケット女 築高32-73古高
卓球男 築高1-4古高 卓球女 築高2-3古高
となり、各種目激戦が繰り広げられましたが4勝11敗で古川高校の勝利。築高の二連覇はなりませんでした。
閉会式では、成績発表ののち、これも伝統の手ぬぐい交換、エール交換が行われ、お互いの健闘をたたえ合いました。
閉会式後に行われた報告会での三浦校長先生と沼倉応援団長の言葉を紹介しましょう。
三浦孝洋校長先生「元気出せ。負けはしかたない。負けは次の勝利のためにある。各学年ともよく頑張った。敗因を分析して次の戦いに備えよ」
沼倉周応援団長「元号が変わる年なので今回は勝てると思っていましたが、そうではなかったので、来年こそは後輩の皆さんは古高のもとで凱歌を轟かせてください」
築高生の皆さん大変お疲れ様でした。明日からもまた頑張りましょう。
定期戦壮行式と最後の一年生応援練習
4月22日(月)の午後、明日の定期戦に向けての壮行式が行われました。まずは選手入場を迎える応援生徒の1年生と2,3年生の違いにご注目。特に靴を履かない形での参加のルールではなかったのですが、体育館シューズを履いている1年生とそうではない上級生とにはっきり分かれています。これが不文律というものなのでしょう。
選手入場の後、まずは生徒会長の白鳥くんより「築高の勝利に貢献するというプレッシャーを必要以上に感じず、それぞれの部活の勝利をまずは目指してほしい。応援生徒は全力の応援で支援してほしい」という趣旨の挨拶があり、つづいて三浦校長先生からは「人事を尽くしたのだから天命を待つばかり。天命を呼ぶには一人一人が1.5倍の頑張りを。凱歌が歌えることを楽しみにしている」という趣旨の挨拶を頂きました。
それぞれの部活ごとの趣向を凝らした決意表明の後、最後に団長の沼倉くんの指揮のもと選手へのエール、全力での校歌斉唱、そして敵地にいる古高へのエールを贈って壮行式は終了しました。
その後、放課後には1年生の最後の応援練習が体育館で行われました。校歌、第一応援歌、凱歌の仕上げの厳しい練習が終わると、ここで毎年恒例の儀式が行われます。これまで厳しい一面ばかり見せていた応援団幹部の先輩たちの表情が一変、優しく丁寧な言葉で一年生にこれまでの頑張りに対し、労いの言葉を一人一人が工夫してかけるのです。
最後に団長の沼倉くんから「今年の応援練習は期間が短かっただけに、それでも1年生は立派だねと言われるように応援練習の緊張感を持ち続けながらこれからの学校生活を贈ってください。去年の勝利は実はプレッシャーですが、それだけに1年生の応援が大事です。明日は一週間の成果を発揮して頑張りましょう」という言葉があり、その後、応援団幹部が作る退場列の間を通って、クラスごとに1年生が退場しました。応援団の先輩一人一人が退場する1年生一人一人に対し、握手や女生徒どおしの場合にはハグで労いと感謝の気持ちを伝え、送り出しました。男子生徒の多くはやり遂げた達成感からか晴れ晴れとした表情で、女生徒の多くは先輩方の優しさに触れ、感謝の念で涙しながら退場するなどこの日の例年の風物詩が今年も繰り広げられました。
明日はいよいよ定期戦。築高生の健闘を祈ります。
なお第60回臙紫定期戦のパンフレットについては下記のPDFファイルをご利用ください。
PTA・教育振興会総会が行われました。
4月20日(金)の午前中に平成31年度教育講演会及びPTA・教育振興会総会が開催されました。
総会に先立つ教育講演会では講師として各地区の応援団OBが集まって結成している社会人応援団である青空応援団の団長である平了さんに講演をしていただきました。
内容の印象的だった部分の要旨を紹介しましょう。
・高校入試の時に、不合格だった親友から合格した自分にエールが送られて、自分の小ささにはたと気づき応援団活動を始めた。
・相手がいることを常に忘れるな。勝者がいれば、必ず敗者がいる。敗者の気持ちを思い計れる人間になれ。
・人の夢を笑い、足を引っ張るような人間になるな、そんな人間は友達ではない、人の心を冷やすようなことはやめよ。
・人生の多くは数値化できないものであるが、唯一数値化できるもの、それが命である。生きている時間は気がつかないだけで限りがある。時間のムダ=命つぶしである。
・10年後の自分に呪われるのも、プレゼントできるのも今の自分だけ。
・夢を持て、でも夢のないことをストレスと思うな、夢がなかったらとりあえず勉強しろ。あるものは夢に突き進め。
・一度しかない人生、自分の未来のため頑張れ。
・悩みの原因は変えられないこと(過去、他人との関係)がほとんど、これで命を使うな。
・夢と希望は語れ、そうすれば協力者が生まれる。
などかなり辛口な形でしたが築高生に力強い激励の話をいただきました。
次に来校していただいた団員の方が加わってのべ7名で、定期戦を控える築高生全員に対し、迫力とリズム感あふれるプロならではエールが贈られます。
「誰か応援してもらいたい人がいれば、この場で応援する」という団長さんの呼びかけに対し、颯爽と挙手して登場したのが3年生の佐々木琢磨くん。弾き語りのシンガーソングライターになりたいという彼の夢に、団長自ら強烈な応援を贈っていただきました。
最後に築高応援団幹部が登場、団長の沼倉くんの指揮のもと、エールを頂いた青空応援団の方々に全校生徒によるエール返しと校歌斉唱でお返しします。体育館一杯に響き渡る校歌の歌声に団員の皆さんもあるいは度肝を抜かれたかもしれませんね。
つづいて145名の参加で、PTA・教育振興会総会が行われました。主な議題は、今年度より地区PTAの統一開催を見直し、各地区の実情に応じて開催してもらうという事業計画とそれに伴う予算執行内規の変更、及び新役員の選出でしたが、いずれも満場一致で原案が承認されました。
また最後の新旧役員代表で、新会長の菅原さんからは「PTA活動は家族公認の私の趣味である。みなさんの都合のつく限りで大丈夫なので、楽しいPTA活動を作り上げていきましょう」を主旨の挨拶があり、今後のPTA活動への期待感を大いに高めました。
なお、22日(月)の18時からは、議事の内容の報告会が本校第一選択教室を会場に行われます。総会に参加できなかった会員の皆様はこちらの機会への参加を是非ともよろしくお願いします。
平成31年度宮城県築館高等学校PTA役員
会長 菅原 正広さん(栗駒・鶯沢)
副会長 伊藤 千秋さん(築館)、佐々木 亮さん(瀬峰・高清水・大崎・遠田)
佐藤 英和さん(金成)
会計 小野寺 貴幸さん(金成)、後藤 和彦さん(栗駒・鶯沢)
幹事 千葉 浩さん(築館)、石川 茂史さん(一迫・花山・岩出山)
全校応援練習開始
1年生の4日間の教室応援練習を受け、グラウンドでの初めての全校応援練習が行われました。
音声を聞かせることができないのが残念です。
定期戦のポスターができました
第60回臙紫定期戦のポスターが完成しました。
今年のデザインはシンプルだけど格好良く、作成した築高美術部の皆さんのセンスが感じられますね。
蛇足ながら臙紫の臙(えんじ色)が築高のスクールカラー、紫は古高のスクールカラーです。今年は築館高校が会場なので臙紫定期戦となります。
今年のテーマである「開天闢地(かいてんへきち)」とは、中国の伝説上の天子が、天地を開いたことによって人類の歴史が始まったという伝説から生まれた四字熟語で、この記念すべき定期戦を境目に、新たな定期戦の伝統を生み出していこうという意味。
節目の大会での両校生徒の頑張りを期待します。
敢為邁往
紹介が遅れましたが、今年も新年度当初恒例の書道パフォーマンスが書道室前の壁に登場しました。
この巨大な書は、対面式に向け、新入生を歓迎、激励するために書道部の皆さんが毎年表しているものです。
敢為(かんい)とは、人がやらないことを積極的にやること、邁往(まいおう)とは、ひたすら進むこと。合わせて目標に向け、困難をものともせず、自ら決心してまっしぐらに進んでいくことという意味になります。
こんな難しい言葉を新入生に贈るとは築高書道部員もなかなかやりますね。
応援練習もいよいよ佳境を迎えます。築高一年生負けずに頑張れ。
1学年オリエンテーション合宿の様子
4月8日~9日に,花山青少年自然の家で1学年オリエンテーション合宿が行われました。
1日目は,校長先生や進路部長からの講話があり,校長先生から新入生に対して,夢・時間・
学習の3つをコントロールし,ぜひ自分の夢を叶えてほしいとエールが送られました。また,
学習オリエンテーションや集団行動訓練などを通して,高校生活を送るための基本を学び
ました。
2日目は,グループに分かれて野外炊飯を行いました。火を起こしたり,食材を切ったり
するのに苦労していましたが,どの班もおいしいカレーを作ることができました。そして,
合宿最後の閉講式で保護者の方からいただいた手紙をそれぞれが読みました。保護者の
願いや,この合宿で抱いた目標を胸に,3年間の高校生活を有意義に過ごしてほしいと思い
ます。
平成31年度PTA総会のご案内
下記の日程で、平成31年度PTA総会が行われます。例年、会に先立って行われる教育講演会については今年度は各地区の応援団OBが集まって活動している社会人応援団である青空応援団の団長平了さんを招いての講話及び定期戦に向けての全校生徒への激励応援をしていただく予定です。講演会につきましては近隣の方々のご来場も歓迎いたしますので、是非ともご参加ください。
なお講師の平さんのプロフィール及び総会の案内文書については下欄のPDFファイルをご活用ください。
1 期 日 平成31年4月20日(土)
2 受 付 8:30~ 8:50
3 教育講演会 9:00~10:10
4 総 会 10:20~11:10
対面式、部活動紹介行われる
4月11日木曜日、雪が朝方まで降りしきる季節外れの寒さの中、対面式が行われ、153名の新入生が先輩たちにより拍手で迎えられました(新入生入場の際の伝統の靴慣らしは体育館に床が傷つくという理由で数年前に廃止になったようです。時代の流れですかね)。
まず先輩たちが作る入場列を通って新入生がクラスごとに緊張した面持ちで入場します。迎える先輩たちが興味津々の表情で見つめる中、全上級生を交えたクラス代表生徒との写真撮影やパンスト相撲など工夫したアトラクションが開式前に繰り広げられます。
開式後、生徒会長の白鳥駿くんから「皆さんはまだ真の築高生とは認められない、定期戦までの厳しい道のりを乗り越えてほしい」という激励の挨拶があり、続いて三浦校長先生からも「花山合宿だけでは本当の築高を知るには足りない。築高生たるもの挨拶、勤勉、団結力の三つを身につけなければならない、先輩たちは自らこれを実践し、一年生をしっかり指導してほしい」というお話をいただきました。
次に恒例の生徒会メンバーによる授業形式の寸劇が行われました。服装のルールや入室作法、授業を受ける姿勢などを新入生にユーモアを交えながらわかりやすく説明するもので、会場全体が和やかな雰囲気につつまれます。
続いて応援団長の指揮のもと上級生による応援バージョンの校歌斉唱が行われました。一転して体育館一杯に響き渡る力強い歌声が新入生を圧倒。先輩たちの力をきっと見せつけたことでしょう。
最後に、新入生代表の佐藤美優さんから「今は希望と不安が入り交じった気持ちですが、新しい仲間とこれまでにない自分の一面を見つけながら、学校生活に全力で取り組みたいので先輩方ご指導よろしくお願いします」という決意表明が行われ、先輩たちからの暖かい拍手の渦で式を締めくくることができました。
その後の生徒会及び部活動紹介では、ユーモアあり、実技や練習内容の実演あり、お菓子のプレゼント攻勢ありとそれぞれの部ごとに工夫した紹介が行われ、新入生のこれからの学校生活に対する期待感を大いに高めました。
さて明日からいよいよ伝統の応援練習が始まります。ここからが本番。築高一年生頑張れ!
檄文と猿の置物
今年も築高年度初めの風物詩である応援団長の檄文が生徒昇降口前に登場しました。
今年度の内容は、60回目を迎える記念すべき今年度の定期戦の必勝を期し、全校生徒に全身全霊の協力を訴える激しい内容のものです。
またこの檄文の片隅には、今年度初めて三浦校長先生が設置した猿の置物が鎮座しています。猿の置物は鬼門の方角からやってくる魔物たちを防ぐために置かれるもの。そんなわけでこの猿の置物も約2週間後にやってくる魔物たちに備え、築館高校の裏鬼門の方角をがっちりとガードしていて、お賽銭やお供え物も日々増えつつあるようですね。
新学期スタート
4月6日(土)に新任式・始業式・入学式が行われ、平成31年度(令和元年度)の築館高校の1年がスタートしました。
最初に行われた新任式では、9名のこの春、新しく築館高校に赴任した先生方が生徒に紹介され、代表の加美山先生から「新元号の制定の年のみなさんとの出会いは記憶に残るものになる。皆さんの夢の実現に向け、精一杯手助けしたい」という力強い挨拶をいただきました。
続く始業式では、三浦校長先生から2・3年生全員に向け、「明るく前向きな心がないと、成長は難しい。笑顔や挨拶を継続するだけでもよい方向に向かう。それぞれの課題に向け頑張ること。間近に迫った定期戦では、声高らかに凱歌を歌いたい。団結力と平常心で戦い抜き、新元号を気持ちよく迎えようではないか」という趣旨のお話をいただきました。また式終了後は恒例の応援練習初め(?)が行われました。
午後からは入学式が行われました。新入生代表の生徒から「3年後なりたい自分になれるよう自分に合った進路を見つけるために勉強と部活動を頑張りたい」という趣旨の誓いの言葉が発表され、153名の新1年生の新しい高校生活がいよいよスタートしました。
また今年度の入学式では新しい試みとして、校歌に加え、本校卒業生作詞作曲の復興応援歌「明日の君へ」が新入生及び保護者の皆さんに紹介され、本校「人のため合唱団」が美しい歌声を披露しました。
新入生は、週明けにオリエンテーション合宿そしてその後、対面式、応援練習と乗り越えなければならない行事が続きます。頑張って乗り切って一人前の築高生になってほしいですね。
先輩に聞く
2月14日(木)に先輩に聞くが行われました。この行事は、進路先が決まった3年生が、1年生は武道館、2年生は進路別の4つコースに分かれ、それぞれ3年生が合格体験記を話すという行事です。普段知っている先輩からのアドバイスと言うことで、真剣に話を聞いていて、とても刺激を受けたようです。
進路達成をする上で情報はとても大切なことです。先輩からのアドバイスを受けて、進路実現に活かしてもらいたいです。
人のため合唱団
20190907 栗原市戦没者追悼式で
栗原市戦没者追悼式で「明日の君へ」と「HEIWAの鐘」を遺族の皆さんの前で披露しました。戦争で家族を亡くした方が、未だにこれほど多くいらっしゃり、戦争の惨禍を繰り返さないことを強く願っていることに驚くとともに、平和の大切さを感じました。
20190831 文化祭で
第17回築館高校文化祭で「明日の君へ」を全校合唱し、「HEIWAの鐘」を披露しました。
20190811 防災研修で
今年から始まったPTA主催の防災研修で、「明日の君へ」を作詞作曲するきっかけとなった気仙沼を訪問しました。旧気仙沼向洋高校の震災遺稿を見学し、津波の恐ろしさを実感し、防災の意識を高めることができました。
気仙沼 PIER7 野外特設ステージで、「明日の君へ」と「風になりたい」を披露しました。
20190729 学校説明会で
学校説明会で中学3年生と保護者の前で「明日の君へ」と「パプリカ」を披露しました。「パプリカ」の合唱中に曲に合わせて踊っている中学生がいて、こちらも楽しくなりました。
20190804 同窓会総会で
令和元年度築館高校同窓会総会でアトラクションとして発表しました。当日は、築館高校男子合唱部OBの駒井さん(東京同窓会長)、松さん、佐藤さんにも加わっていただき、5曲披露しました。生徒達は練習日を増やして準備し、前日の土曜日には、OBの皆さんにも加わっていただいて音合わせをしました。当日は元気に明るく発表できました。
20190713 合唱コンクールで
合唱コンクールの表彰式終了後、「明日の君へ」と「パプリカ」を披露しました。栗原文化会館は音響がすばらしいので、気持ちよく歌うことができました。
20190521 吹奏楽部定期演奏会で
人のため合唱団は特設部で他の部との掛け持ちで活動しています。吹奏楽部の部員全員が人のため合唱団に入団しているので、定期演奏会での発表は、吹奏楽部の発表と言ってもいいくらいです。「明日の君へ」と「ジブリメドレー」を披露しました。
20190426 古川高校との定期戦で
60回目を迎えた古川高校との定期戦で古川高校の合唱部と一緒に「若い力」を元気よく歌いました。
20190406 入学式で
入学式で「校歌」を斉唱し、「明日の君へ」を合唱しました。新入生の皆さんには、はやく築館高校に慣れて、上級生と一緒に築館高校を盛り上げてほしいと思います。
20190301 卒業式で
卒業式で「明日の君へ」を全校合唱しました。卒業生の皆さんの活躍を応援しています。
20180531「人のため合唱団」結成
今年の5月に結成された「人のため合唱団」は、昨年度卒業した先輩方が作った震災復興応援歌「明日の君へ」を築館高校のテーマソングとして歌い続け、広めていこうというコーラスグループです。有志が集まり、毎週木曜日の昼休みに練習に取り組んできました。「明日の君へ」以外の合唱曲にも挑戦し、これまで校内発表を行ってきましたが、12月23日(日)に初めて、校外での発表をしました。
岩出山文化会館(スコーレハウス)にて「スコーレコーラスアカデミーコンサート」に特別出演をしました。当日は「明日の君へ」「風になりたい」「秋の童謡メドレー」「クリスマスキャロルメドレー」の4曲を披露しました。初めての校外発表で緊張もしましたが、練習の成果が発揮できた素晴らしい歌声を披露することができ、ご来場のお客様にも大変好評をいただきました。
祝・全国大会出場!!(第5回宮城県弁論大会)
12月15日(土)聖和学園高等学校サールナートホールで第5回宮城県高等学校弁論大会がおこなわれました。築館高校を代表して、校内弁論大会で入賞した田代比奈さん(1-1)と髙橋ももかさん(2-4)の2名が出場しました。二人とも校内の弁論大会以降も練習を続け、聴衆を引きつける見事な発表をおこないました。その結果、田代比奈さんが見事最優秀賞を受賞し、来年7月末に佐賀県で行われる全国総合文化祭に宮城県代表として出場します。
2学年修学旅行 最終日
昨日はユニバーサルスタジオジャパンを楽しみました。夜のパレードも綺麗でした。
12月13日(木)
10:00 東大寺
とても天気がよく、すばらしい光景です。
11:50 昼食後
鹿と遊んでいます。
13:15 薬師寺
とてもおもしろく、ためになる法話をいただきました。
2学年修学旅行 3日目
12月12日(水)本日は、海遊館とUSJです。
10:50
これから海遊館に入ります。
14:50 USJ
みなさん満喫しています。
2学年修学旅行 2日目
12月11日(火)
8:30
おはようございます。二学年全員元気に班別自主研修に出発しています。帰着は17:30です。
宿泊ホテルの外観は、写真のとおりです。琵琶湖がとても綺麗に見えます。
2学年修学旅行 1日目
12月10日(月)
12:20
修学旅行団大阪到着し、バス車内で昼食です。飛行機の離陸時は近年まれに見る盛り上がりでした。大阪は曇りですがあまり寒くはないです。太陽の塔を横目にみながら、金閣寺に向かいます。
13:40
ただいま金閣寺見学中です。少し寒いですが、京都に来た実感がわいてきました。次は清水寺です。
16:30
清水寺、音羽の滝で願いを叶えようと必死な生徒たちです。もうすぐ清水寺を出発します。
1学年LHR「読書会」
12月6日(木)4校時、1学年LHRでは、読書への関心をより高めるために読書会を行いました。図書委員の生徒が企画・運営を行い、生徒が主体となり取り組みました。読んだ本をもとに、グループワーク形式で「主人公の気持ち」や「自分が同じ場面に遭遇したら、どうするか」などについて話し合い、理解を深めることができました。企画・運営をしてくれた図書委員のみなさん、ありがとうございました。
3年生芸術鑑賞会「劇励」
11月29日(木)に、3年生を対象に、本校OBで俳優(アクターディレクトライター)の高山広さんによる「ひとり芝居 劇励」が行われました。ユニークな芝居の中に高山さんからのメッセージが込められており、これから受験と卒業を迎える3年生にとって、とても励みとなるものでした。高山広さん、本日はお越しいただきまして、ありがとうございました。
就職・進学最前線レポート・NIE活動 1・2年合同発表会
11月20日(火)に就職・進学最前線レポート・NIE活動 1・2年合同発表会が本校体育館で行われました。1年生は,現地視察で得た情報・知識に関して,2年生は1つのテーマについて新聞記事を活用してまとめた問題点・意見に関してそれぞれ発表を行いました。合計9グループが発表を行いましたが,どのグループも素晴らしい発表であり,高校生の発信力の高さを強く感じさせるものでした。11月20日(火)に就職・進学最前線レポート・NIE活動 1・2年合同発表会が本校体育館で行われました。1年生は,現地視察で得た情報・知識に関して,2年生は1つのテーマについて新聞記事を活用してまとめた問題点・意見に関してそれぞれ発表を行いました。合計9グループが発表を行いましたが,どのグループも素晴らしい発表であり,高校生の発信力の高さを強く感じさせるものでした。
北海道胆振東部地震災害義援金の報告
2学年 One Day College
9月11日に2学年進路行事「One Day College」が実施されました。宮城県内外10校の大学から教官を招き、それぞれの専門分野の講義を90分して頂きました。普段の授業では聞くことができない話を聞き、新しい学びが多かったと思います。難しい内容もあったと思いますが、一生懸命に興味を持ちながら聞いていました。
東日本大震災への義援金報告
高校生ボランティアアワード2018 特別賞「国境なき医師団賞」受賞!!
8月21日~22日の2日間、東京の国際フォーラムを会場として、高校生ボランティアアワード2018が開催されました。生徒会より代表が3名参加して『築高ボランティア部』を全国の場でアピールしてきました。その結果、見事特別賞である『国境なき医師団賞』を頂くことができました。これも、全校生徒が部員、全職員が顧問という学校全体での取組が評価された結果だと思います。築高ボランティア部は、設立より6年目になります。知名度も全国規模になってきています。今後も、ますます活動の幅を広げて全校生徒と全職員で取り組んでいきます。
第2学年難関大学合同学習合宿
8月5日(日)から2泊3日、宮城進路指導校6校(気仙沼高・佐沼高・石巻高・古川高・古川黎明高・白高)と合同で開催された、第2学年難関大学合同学習合宿に本校より6名が参加してきました。
他校と合同ということで初めは少し緊張した様子でしたが、時間とともに打ち解けてきて程よい緊張感で臨んでいました。自学自習が中心でしたが、途中にグループワークや予備校の先生より数学と英語、そして東北大学を中心に今後の入試の傾向を聞き、とても刺激を受けていました。この経験を活かして、第一志望の大学に合格できるよう、より一層励んでもらいたいと思います。