日々の築高

定期戦壮行式と最後の一年生応援練習

 4月22日(月)の午後、明日の定期戦に向けての壮行式が行われました。まずは選手入場を迎える応援生徒の1年生と2,3年生の違いにご注目。特に靴を履かない形での参加のルールではなかったのですが、体育館シューズを履いている1年生とそうではない上級生とにはっきり分かれています。これが不文律というものなのでしょう。

 選手入場の後、まずは生徒会長の白鳥くんより「築高の勝利に貢献するというプレッシャーを必要以上に感じず、それぞれの部活の勝利をまずは目指してほしい。応援生徒は全力の応援で支援してほしい」という趣旨の挨拶があり、つづいて三浦校長先生からは「人事を尽くしたのだから天命を待つばかり。天命を呼ぶには一人一人が1.5倍の頑張りを。凱歌が歌えることを楽しみにしている」という趣旨の挨拶を頂きました。
 それぞれの部活ごとの趣向を凝らした決意表明の後、最後に団長の沼倉くんの指揮のもと選手へのエール、全力での校歌斉唱、そして敵地にいる古高へのエールを贈って壮行式は終了しました。
 その後、放課後には1年生の最後の応援練習が体育館で行われました。校歌、第一応援歌、凱歌の仕上げの厳しい練習が終わると、ここで毎年恒例の儀式が行われます。これまで厳しい一面ばかり見せていた応援団幹部の先輩たちの表情が一変、優しく丁寧な言葉で一年生にこれまでの頑張りに対し、労いの言葉を一人一人が工夫してかけるのです。
 最後に団長の沼倉くんから「今年の応援練習は期間が短かっただけに、それでも1年生は立派だねと言われるように応援練習の緊張感を持ち続けながらこれからの学校生活を贈ってください。去年の勝利は実はプレッシャーですが、それだけに1年生の応援が大事です。明日は一週間の成果を発揮して頑張りましょう」という言葉があり、その後、応援団幹部が作る退場列の間を通って、クラスごとに1年生が退場しました。応援団の先輩一人一人が退場する1年生一人一人に対し、握手や女生徒どおしの場合にはハグで労いと感謝の気持ちを伝え、送り出しました。男子生徒の多くはやり遂げた達成感からか晴れ晴れとした表情で、女生徒の多くは先輩方の優しさに触れ、感謝の念で涙しながら退場するなどこの日の例年の風物詩が今年も繰り広げられました。
 明日はいよいよ定期戦。築高生の健闘を祈ります。

   なお第60回臙紫定期戦のパンフレットについては下記のPDFファイルをご利用ください。

第60回臙紫定期戦パンフレット.pdf