校長のつぶやき

三浦孝洋校長によるつぶやきのページです。

20181203 校長のつぶやき

 もうワンランク上の築館高校を目指そう

 以前、今築館高校に流れが来ているという話をしました。定期戦の勝利、地区総体、県総体での活躍、インターハイや国体での活躍。文化部の活躍もめざましく、3年生の進路決定もほぼ希望通りに進んでいて素晴らしいです。
 ボランティア活動でも栗原市の皆さんに築高生がいてくれて本当に助かった。と言ってもらえるほどになり、全国高校生ボランティアアワードで「国境なき医師団賞」を受賞し、OH!バンデスで放送されたこともすごいと思います。OH!バンデスを見てうれしくなったという民生委員の方から、「ありがとう」のはがきを全校生徒分届けていただきました。
 こんなふうに、築館高校の評判は、どんどん良くなっています。素敵なことです。しかし、今は、流れが来ているから褒められますが、同じ事でいつまでも褒められることはなく、もう少しすると今度は、批判されるようになります。例えば、ボランティア活動をやってる割に、挨拶がしっかりできないとか、スカートが短い人が多いとか、男女のペアがいちゃついているとか、本当のこともあるし、フェイクニュースを流されることもあったりします。
 良いことで目立つと、褒めてくれる人がいる一方で、厳しい目で見て、批判的なことを言ってくる人がいるのが世の常です。批判を受けても、あるいは、批判を受けることなく、堂々と生活するためには、常に今自分たちは何を為すべきかを考え、そして今よりワンランク上を目指して努力を続けることです。(t)

(地域合同防災訓練の様子)

 

 

 

 

 

 

20181101 校長のつぶやき

生徒総会挨拶から
 人の幸せを願う気持ちを心の土台に持つこと

 生徒総会資料に「築館高校に対して思っていること」のアンケート結果が載っていて、学校を良くしようと真剣に考えてくれている人がたくさんいてうれしいと思う一方で、何だこれは?とあきれてしまう意見もあって、何でも言えば良いというものではないと憤慨しています。
 無記名のアンケートを取ると、大人の世界でも時々起きることではありますが、自分の事を棚に上げて、言ったもの勝ちのように他人を批判する風潮が世の中に蔓延していることは残念なことです。他人を批判する前に、批判の目は、まず自分に向けられるべきです。ネット世界を生きる生徒の皆さんには、特に気をつけてほしいことです。

 体育祭の閉会式にパンダライオンがサプライズで来てくれました。これは、生徒会の人たちが3年生に思い出を作ってほしいという思いで、モズさんやパンダライオンの事務所と交渉して来てもらえることになりました。本当は、文化祭に来てもらおうと思い、お願いしたのだけれども、日程が合わずに1度断られました。それでも何とか3年生のために来てほしいという2年生の強い思いがあって、粘り強く交渉して、体育祭に来てもらえることになったといういきさつがあります。
 そんな思いやりの気持ちが今の築館高校を支え、形作っていると思っています。他の人を思う気持ち、他の人の思いに答えようとする気持ちは、私たちが生きていくときのエネルギーになります。自分は、人としてまじめな生き方をしているだろうか、他人を思いやり、他人に迷惑を掛けていないだろうかと反省し、他の人の幸せを願う気持ちを心の土台に持ってほしと願います。(t)

(パンダライオンと一緒に集合写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20181003 校長のつぶやき

築高が磨くべきこと
 それは、チームワーク、結束力

 10月、11月にかけて、運動部の新人戦が続いていきます。ちょっと先ですが、7ヶ月後には、古川高校との定期戦がまたやってきます。多くの部に最高の結果を残して欲しいし、定期戦でも必ず二連覇します。そのために築館高校が磨くべき事は何かとずっと考えていました。私なりの結論は、築館高校はチームワーク、結束力を磨くということです。 例えば、1学年6クラスある学校と比べると4クラスの築高は3分の2の人数しかいません。でも人数の不利を負ける理由にできません。人数が少なくても勝つ方法を考えなければならないとすれば、それは、チームワークを強くする、信頼関係を強くするということだと思うのです。
 それでは、どうしたらチームワークを良くできるでしょうか。私が思うのは、正しいと思う自分の意見を発言し合い、じっくりと話し合うということです。クラスでも、部活動でも、いろいろなもめ事があるのが普通です。もめ事、うまくいかない事を自分たちでしっかりと意見を言い合って話し合う。
 そして、他の人の意見や思いを受け止めて、足りないところを補い合ったり、助け合ったりする、そんな結びつきを作ることだと思うのです。良いことは、認め合う、だめなことは注意し合う。そして、心と心を通い合わせて、絆を深める。それが、もうワンランク上の築館高校をつくることにつながるのではないかと考えました。
 みんなで自分の意見を言い合い、少しずつ譲り合ったり補い合っていく。そこに築館高校全体のレベルアップのポイントがあると思っています。今、築館高校に流れが来ています。この流れをより強いものとして、歴代最強の築館高校をつくりあげましょう。(t)

(生徒総会の様子です)

生徒総会

 

 

 

 

 

 

20180901 校長のつぶやき

姿は 心の鏡
 鏡は 自分の今の心と姿を映す
  心健やかであれば おのずと 姿も清らかに映る


 築高祭、無事終了しました。秋雨前線がうまいこと南下して、雨が降ることなく、日程を消化できました。私の「晴れ男伝説」継続です。
 さて、美しくありたい、かっこ良くありたいと願う気持ちは、若い人であっても、年を取った人であっても変わりはありません。肉体は、ある時期までは成長しますが、成長期を過ぎた後は衰えに向かいます。これは自然の摂理で避けることの出来ないことです。
 しかし、心はどうでしょうか。年齢を増せば増すほど円熟昧がでてきて、魅力のある人として成長できるものと信じています。そして、その時その時の心の状態が容姿にも現れてくるのではないかとも思っています。例えば、うれしいときや楽しいときの顔の表情や身体全体の様子、悲しいときや寂しいときの表情と様子には明らかに違いがあります。
 また、不摂生や乱れた生活をして寝不足などをしていれば、顔色も悪く、体全体に元気がなくなります。反対にきちんと生活をしていれば、顔色も良く、肌に輝きが見られます。自分の心の持ち方や心の状態とその時の自分の姿形とは非常に関係が深く、心は隠せても姿形は隠せないものです。
 中学生以上の人で、一日に一度も鏡を見ないという人はいないと思います。ほとんどの人は顔を写し、髪型を見て、変であればそれを直すと思います。
 この時に、髪型だけではなく、自分の表情も見てほしいものです。そして、自分のその時の心の状態を感じてみてはどうでしょうか。
 今日は、心晴れ晴れとしているのかどうか、気分はどうなのかなども見て、一日の過ごし方を考えてみることをお薦めします。新しい自分を発見できることがあるかも知れません。歳を重ねても潤いのある生活ができるもとになるかも知れません。(t)

 

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2018.7.2 七夕に思う~織姫と彦星~
2018.6.6 反省は前進のために
2018.5.8 2018定期戦に思う
2018.4.2 不言実行 有言実行は 信頼のもと
2018.3.1 分相応の生き方
2018.2.1 学びの基本
2018.1.4 新年の抱負
2017.12.1 他人との関わり方
2017.11.1 若さの源
2017.10.2 言葉の使い方が大切
2017.9.1 人は困難・苦悩と戦いながら成長する
2017.8.1 学問勉強に近道はない
2017.7.3 人間は人間として平等である
2017.6.9 <壮行のことば>勝負事に絶対はない
2017.6.1 人間関係の基本は 思いやりの心 協和の心です
2017.5.8 読書は人の生き方を学ぶ良い方法である
2017.5.2 「臥薪嘗胆」は築高生が背負う宿命
2017.4.20 苦悩があるから人は成長できる

 

テーマ絵

 

 

 

 

 

 

 

 

20180720 校長のつぶやき

全校集会挨拶から

 おはようございます。夏休み前最後の日を迎えました。4月から3ヶ月半の間にとても多くの出来事がありました。私の4月からの思い出は、何んと言っても古川高校との定期戦に勝利したことです。私も胴上げをしてもらい感激しました。

 皆さんの思い出は何でしょうか。また、皆さんは4月からこれまで、どのように生活したでしょうか。挨拶や身だしなみ、正しい服装、遅刻をしないことなどの基本的生活習慣はきちんとできたでしょうか。全力で勉強に励み、部活動や資格取得など目標を定めて取り組むことができたでしょうか。築館高校の先輩方の多くは、勉強と部活動、諸活動の両立を果たし、なりたい自分の方向を見つけ出して、上級学校や社会で活躍しています。それが、築館高校の伝統として、皆さんに受け継がれています。皆さんにも必ずできます。自分を信じて行動してください。

 4月から今日までの間にあったことで、皆さんに話したい素敵な話がひとつ、残念な話がひとつあります。素敵な話は、志波姫から築館に向かう高速道路の上にかかる橋の付近で、転んでけがをしていた中学生をバイクの高校生が助けてくれたそうです。薬局に行き、薬を買ってきて手当までしてくれたそうです。お母さんから感謝の電話をいただきました。とっさの判断でそこまでできる築高生に感激します。バレー部の2人どうもありがとう。私からもお礼をします。
 残念な話は、SNSでの中傷や仲間はずれなどの嫌がらせがあったことです。自分が今行おうとしているその行動が、正しいことなのか、間違ったことなのか、冷静に判断して行動できる力をすべての人に身につけてほしいと思います。築高生にはできるはずです。

 最後に、これだけは絶対に守ってほしいことを今日もまた話します。それは、命を大切にしてほしいことです。残念ながら、毎年、夏休み中に多くの人が命をなくす事故や事件が起きています。決して、築館高校の関係の人から命をなくす人を出したくありません。危険を予測して危険な場所に近づかないこと。絶対に、自分の命を粗末にするようなことをしないこと。命より大切なものはこの世の中にはありません。何があっても何よりも命を大切にしてください。
 心とからだを休め、今年の目標と計画の見直しをして、精神的に一回り大きくなった皆さんに8月22日にまたこの場所で会えることを楽しみにしています。(t)                     (祝 定期戦勝利)

祝定期戦勝利

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20180702 校長のつぶやき

七夕に思う 織り姫と彦星

 7月7日の七夕と言えば、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)のロマンチックな恋物語。子どもの頃に絵本を見たり、プラネタリウムで物語を聞いた記憶がある人もいるかも知れません。けれど、どんな話だったか忘れてしまった。という人もいるのではないでしょうか。
 織姫と彦星の恋物語を要約すると、
「空を支配する天帝の娘である織姫は、機織り(はたおり)が得意でわき目もふらずに織物を織っていました。天の川の東では彦星という働き者の牛飼いの青年が牛の世話をしていました。この2人はすぐに恋に落ち、天帝は2人を結婚させることに。2人はとても仲の良い夫婦になりましたが、仕事を怠けては天の川で遊んでばかりいるようになります。織姫が織物を織らなくなったので機織り機にはほこりが積もり、彦星は牛の世話をしなくなったので牛たちは弱っていきます。そんな様子を見た天帝は怒り、2人を天の川の両岸に別れさせます。しかし、2人があまりにもひどく悲しむので、年に1度、7月7日の夜だけは会うことを許したのです。」
 怠けて、働かないとひどい目に遭うと言うことですかね。

 私は理科の教師なので、追加して書きます。七夕の時期に東の空に見ることがでできる“夏の大三角”を知っているでしょうか。織姫は夏の大三角のなかのこと座のベガを指し、彦星はわし座のアルタイルを指しています。この2つの星はどちらも一等星でひときわ明るい光を放っています。もうひとつの一等星であるはくちょう座のデネブと一緒に作られる三角形を夏の大三角と言っています。天の川をはさんで、ベガとアルタイルを見ることができます。
 7月の夜、東の空を見上げ、夏の大三角と天の川を探し、古の教えと、宇宙の壮大さを感じてみてはいかがでしょうか。(t)

 

20180606 校長のつぶやき

反省は前進のために

 ある一定の年齢を過ぎると、人は体力の衰えを強く感じるようになります。若いときには身体を鍛え強靭にすることが可能ですが、20代後半からは、努力によって体力を維持するのが精一杯で、強化向上することは不可能になります。体力の衰えに気が付いたときには、体のいろいろなところに痛みを感じるようになっています。
 私は、数年前から、ストレッチ、体操、週末の定期的な運動等の決心をし、実行し努力しているものの、時々、いろいろな理由をつけて、さぼってしまい、反省するばかりです。
 私を含めて、人はいつも反省し後悔しているのかも知れません。昔、「反省だけなら、猿でもできる」というコマーシャルがありました。反省したことから、一歩でも二歩でも前に進めなかったら惨めな思いをするばかりです。
 築高生諸君、皆さんにはいつも感心しています。皆さんの学習に取り組む姿と部活動に励む姿勢と態度はすばらしく、誇りに思います。私のように時々さぼるような様子が見られません。
 総体、ご苦労様。勝敗、結果は時の運で仕方がありません。これまで皆さんが取り組み励んできたこと、努力してきたことは、皆さんがこれから歩む人生の大きな力『生きる力』になることは間違いないことです。3年生にとっては、自身の進路決定の時期に入りました。『反省を前進にかえた歩み』が光明となります。
 私たちは、いつも後悔ばかりしていますが、その中から学び得たものも多くあります。この世の中で自分を変えることができる人は、自分しかいません。『反省は、前進のために』を活かした生活を実行してくれることを期待しています。(t)

 

 

 

 

 

 

20180508 校長のつぶやき

2018 定期戦勝利に思う
 素晴らしい生徒諸君との出会いに感激
  築高の精神は勝って負けても「臥薪嘗胆」

 4月26日(木)、59回目を迎えた築館高校と古川高校の定期戦が、古川高校を主会場として行われました。手に汗握る熱戦の末、築館高校が6勝5敗で4年ぶりの勝利を収めることができ、天にも昇る感激を味わうことができました。報告会終了後、胴上げされ、6回も宙に舞ったことは、教員として大きな勲章をもらったように感じました。
 昨年の定期戦敗戦では、こんなに悔しい思いをしたのは久しぶりで、心の奥底から苦々しい思いがこみ上げてきたことを思い出します。何としても、生徒諸君に勝利の感激を味わわせたいと思い、昨年12月に運動部のキャプテンを集めて、「冬場の練習を大切にして欲しい。冬場の練習の成果が雪が溶けた4月に表れる。」と檄を飛ばしました。私の呼びかけにしっかりと答えて、厳しい練習に耐え、粘り強いチームを作ってくれた選手たちに心から感謝します。1年生には、入学後厳しい応援練習に耐え、先輩、先生方を信じてついてきてくれたことに対し、勝利というご褒美で応えることができ、ほっとしたとともに、築館高校の心意気を十分に感じてもらえたと思っています。
 今回の定期戦勝利は築館高校にとって大きな飛躍を予感させる成果です。これまでの対戦成績は、16勝40敗3引き分けであり、圧倒的な古川高校の強さに辛酸をなめ続け、古川高校に負けることに諦めさえ持っていた生徒がいたと思います。確かに総合力は古川高校の方が築館高校より上かもしれません。しかし11種目の運動部の対戦で決める勝敗では、築館高校が勝つ方法が必ずあると信じていました。前日の壮行会で、試合では流れを持ってくることが何よりも大切であることを話していたので、選手たちが流れを持ってこようと試合の出だしから粘り強く必死に戦っていた様子に心打たれました。諦めないで戦い続けた選手たちに最高の賞賛を送ります。
 ただ最後にあえて言っておきます。今回の勝利は築館高校にとって大きな出来事ではありますが、築高生は、勝っても負けても「臥薪嘗胆」を背負って生きることが宿命です。負けたときのくやしさを決して忘れることなく、何度失敗しても果敢にチャレンジしていく精神を持ち続けなければなりません。築館高校の目標は高く、どこまでも高みを目指すことです。
 今年は勝つことができましたが、古川高校がこのまま引き下がっているはずはありません。今年の雪辱のために来年は築館に乗り込んできます。築館高校が2連覇、3連覇して初めて古川高校と対等に戦える学校になったと言えると思っています。油断なく来年に備え、必ずや返り討ちにしてやろうではありませんか。築館高校の本当の力を見せつけてやりましょう。(t)

 

20180402 校長のつぶやき

不言実行 有言実行は 信頼のもと
 有言不実行は 信頼を失うもと
  過ぎた有言実行は 恨みのもと

 私たちの周りには、いつも誰かがいて、いつも誰かと話しをしたり行動を共にしています。何も言わないが、黙々と自分のやるべきことに取り組み、あの人に任せておけば心配ない、あの人に相談すれば安心であるといわれる人がいます。しかし、それを認め、評価してくれる人の数は多いとは言えません。つき合いが長ければ分かってもらえますが、これは非常に残念なことです。反対に、話したことを実行し、結果を出し、周りの人から大きな信頼を得て、後の成果を、より大きなものになし得ていることが多くある事実を、私たちは知っています。

 「不言実行」も「有言実行」も、その人なりの生き方で大切なことですが、「有言実行」であることが、世の人から高く評価されることが多いことを認識して生きていった方が良いと思います。ただし、人それぞれですから、自分のこれまでの生き方を変えることはなかなか難しいものと考えています。
 中には、話しは上手いが、行動の伴わない人がいることも世の常であると言えます。同じ失敗を何度繰り返しても、気がつかないでいる人もいます。失敗をした時に、その時は後悔しても長続きしない人もいます。また、言うことも言うし、為すべきことも為すが、周りのことを考えず、自分の言動が正しいもの、行動が確かなものであると独りよがりに思っている人もいます。いずれにしても、人の信頼を失い、人に恨まれることは避けなければなりません。
 自分に対する評価は、自分では出来ません。加えて、何かを為そうとするとき、周囲の人たちの助けや協力や支援があれば、より良い成果と結果を得ることが出来ます。このことを認識した生き方をすることが大切です。
 これは、自分の能力と生き方をいかせるだけではなく、周囲の人たちの能力と生き方を活用できることになるからです。明日の自分の生き方につながっていく力になるからです。(t)