日々の築高

2021年8月の記事一覧

地域探究プログラム花山合宿 8月3(火)~5(木)

 花山青少年自然の家が主催する探究活動を通じた人材育成プログラム・オリエンテーション合宿(2泊3日)に,本校2年生17名が参加しました。基調講演では「やねだん」(鹿児島県鹿屋市串良町柳谷集落)の地域おこしを牽引し,内閣総理大臣賞・総務大臣賞などを受賞しているカリスマ 豊重哲郎氏の熱いお話しを拝聴しました。初日の午後から早速,探究分野毎にフィールドワークに赴き,地域に関わる現在進行形の課題と周辺情報を探る活動を展開しました。現地では,自然の家の各分野指導員に指導・助言をいただきながら活動に取り組みました。また,プログラムも参加者全員が自分の探究メソッドの見直しを行いながらスキルを高められるよう構成されており,たいへん有益な時間が過ごせたようです。今後も,東北・全国ステージでの探究成果発表を目指し,探究活動を継続します。

全国弁論大会

 7月31日~8月1日に、第45回全国高等学校総合文化祭弁論部門が、和歌山県の高野山大学で行われました。本校から3年生の髙橋菜乃花さんが出場しました。昨年度に行われた県弁論大会で優秀賞を受賞し、宮城県を代表しての出場です。築館高校としては3年連続の全国大会出場になります。

 全国から集まった67人の弁士のうち、髙橋さんは1日目の8番目に出場しました。演題は『「他人事」から「自分事」へ』 栗原市の介護の現状、そして高齢化が進む日本社会において、高校生の私たちがもっと「自分事」として福祉社会について考えていくべきではないか、という内容です。当日はコロナ感染予防からマウスシールドを着用しての弁論になるなど、練習と異なる環境ではありましたが、落ち着いて弁論を披露することができました。そして、結果は13位で「優良賞」をいただきました。全国弁論大会で築館高校が入賞するのは初めての快挙です。

 8月6日には、今回の弁論作成にあたり取材のご協力をいただいた「いちょうの里」を訪問し、施設長の白鳥さん、主任介護士の晝八さんに、お礼と報告をしました