日々の築高

全国弁論大会

 7月31日~8月1日に、第45回全国高等学校総合文化祭弁論部門が、和歌山県の高野山大学で行われました。本校から3年生の髙橋菜乃花さんが出場しました。昨年度に行われた県弁論大会で優秀賞を受賞し、宮城県を代表しての出場です。築館高校としては3年連続の全国大会出場になります。

 全国から集まった67人の弁士のうち、髙橋さんは1日目の8番目に出場しました。演題は『「他人事」から「自分事」へ』 栗原市の介護の現状、そして高齢化が進む日本社会において、高校生の私たちがもっと「自分事」として福祉社会について考えていくべきではないか、という内容です。当日はコロナ感染予防からマウスシールドを着用しての弁論になるなど、練習と異なる環境ではありましたが、落ち着いて弁論を披露することができました。そして、結果は13位で「優良賞」をいただきました。全国弁論大会で築館高校が入賞するのは初めての快挙です。

 8月6日には、今回の弁論作成にあたり取材のご協力をいただいた「いちょうの里」を訪問し、施設長の白鳥さん、主任介護士の晝八さんに、お礼と報告をしました