日々の築高

「輝く日本一くりはら大賞」授賞式の様子

 築館高校では、8月21日(水)から夏休み明けの学校生活がスタートしました。朝に全校集会があり、まず、2019南部九州インターハイで100m、200mの2冠を達成した鵜澤飛羽君(2年生)に賞状とメダル、トロフィーが伝達されました。

 続いて、「輝く日本一くりはら大賞」の授賞式が行われました。この賞は、文化・芸術・スポーツの分野で日本一になり、広く市民に元気を与えた人物に対し、その栄誉を讃えるために設けられたもので、今回、鵜澤飛羽君が高校生では初めて受賞対象となりました。授賞式には栗原市の千葉健司市長が来校し、自ら賞状と盾を授与されました。市長さんからは「テレビ、ラジオの前で(市民が)甲子園の野球以上に盛り上がった瞬間でした。このような後輩を持って誇りです。築高生の皆さんも後に続いてください」という激励の挨拶をいただき、鵜澤君からは「次の国体では、昨年の失敗の雪辱を果たせるよう頑張りたい」という力強い決意表明がありました。

 引き続いて行われた集会では、三浦校長先生から次の4点を趣旨とする挨拶を頂きました。

①高文祭弁論部門全国大会を見て、今の高校生には課題解決・主体的学習が求められていることを実感した。

②日本一速い男と同じ校舎で過ごせることを貴重な機会と思い生活して欲しい。ぜひ二連覇を。そのためには周りの後押しも必要である。全校を挙げて切磋琢磨する良い雰囲気を作って支援しよう。
③長崎の原爆資料館を見学して、戦争の恐ろしさと悲惨さを改めて実感した。平和の尊さを後の世代に伝えるのが皆さんの義務。そのための知識とコミュニケーション力を身につけよう。
④まずは築高祭での元気と清々しい挨拶で感動を届けよう。

 まだまだ厳しい残暑が続きますが、生徒の皆さんは夏休み気分を早く一掃して、学校生活に取り組みましょう。