日々の築高

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ポップ作品コンクール最優秀賞受賞!

 宮城県教育委員会が実施している『「わたしのおすすめしたい本」ポップ作品コンクール』において、本校2年生の菅原真生さんが高等学校の部で最優秀賞を受賞しました!おめでとうございます!

 「神様の御用人 浅葉なつ 著 KADOKAWA出版」をおすすめしたいとポップを作成した真生さん。素材を紙ではなくアクリル板を使うという斬新なアイディアでチャレンジし、素敵なポップに仕上げました。下のアクリル板に神様をイメージした苔の生えた祠を描いて美しさと不思議な雰囲気を表現し、透明のアクリル板に文字を書いたものを重ね立体感を出しました。

 11月30日(土)に宮城県図書館で表彰式が行われ、入賞作品は12月15日(日)まで1階エントランスホールに展示されます。

 みなさんも時間があればぜひ足をお運びいただきご覧ください。

 

第2回防災教育(DIG講習会)が実施されました

 30日(木)4校時のLHRの時間に今年度2回目の防災教育が行われました。今回の防災教育の内容はDIGの講習会。DIGとはDisaster(災害)、Imagination(想像力)、Gameの省略形で参加者が地図を使って災害時の対策をゲーム形式で検討する訓練です。今年の8月に多賀城、花山2箇所を会場に全国高校生防災会議が開催されましたが、その会議に参加した2年生の人のためプロジェクト委員がこのDIGの体験講習を受け、今回、この体験を全校生徒に広めようと言うことで、まず体験した生徒が各学年の代表生徒に伝達講習を行い、その伝達講習を受けた代表生徒が各クラスでファシリテーターとなるという形で講習会が実施されました。
 講習会は写真のような大きな模擬市街地図をグループごとに机上に置く形で、大地震により津波が発生するという想定で行われます。市街地にある各施設の情報が次々と提示され、その情報を参考にまず自宅からどこに避難するのが良いのかグループ毎に意見を出し合って決定します。避難のルートを書き込み始めると、ファシリテーターの生徒が例えばブロック塀が倒壊して通れないだとか、避難していない幼なじみの友達を見かけただとか予期していなかった状況をアナウンスし、そのたびにどうするかグループ毎に対処法を検討します。選ぶ対処法によっては避難のための時間がより加算されるので参加者が臨場感ある選択を求められることになります。目的の避難場所に到着したらゲームは終了。その後、各自が感想を記入し、それぞれのグループの代表が感想を発表し、体験を共有化して、今回の講習会は終了しました。
 今回の講習会の経験を踏まえ、11月7日(木)午後には本校を会場に地域合同防災訓練が行われます。多数の方々の来場をお待ちしています。

 

2度目の全国大会2冠達成

 陸上部2年 鵜澤飛羽君が、広島県で開催された「第35回U20/第13回U18日本陸上競技選手権大会」のU20に出場し、大学生に混じって走り、100mと200mで優勝しました。8月のインターハイに続き、2度目の全国大会2冠の達成です。

100m決勝の映像をYouTubeでご覧ください。(クリック)

200m決勝の映像をYouTubeでご覧ください。(クリック)

芸術鑑賞会が開催されました

 10月17日(木)に今年度の芸術鑑賞会が栗原文化会館を開場に開催されました。

 今年度は狂言共同社(和泉流)の方々をお迎えし、「蝸牛」と「棒縛」という演題の2つの狂言を鑑賞しました。

 「蝸牛(かぎゅう かたつむりのこと)」は主人公の山伏と太郎冠者の掛け合いが思いの外ユーモラスなものでした。また「棒縛(ぼうしばり)」は2人の酒好きの主人公が盗み飲みしないように棒に縛られても、色々苦心して酒を飲もうとする姿をやはりコミカルに描く形で人間の欲望を静かに見つめたものでした。

 また2つの劇の合間には、ワークショップが行われ、古典劇の発声がゆっくりで大げさな一定の荘重な様式のイントネーションを用いて行われる理由が紹介され、6名の代表生徒が挨拶を題材に実際に発声体験にチャレンジするなど、参加して狂言を味わう工夫も施されたもので大いに楽しむことができました。

 なかなか鑑賞する機会のない古典劇を親しみやすい形で上演していただいた狂言共同社のみなさん大変ありがとうございました。