日々の築高
令和元年度学校説明会
7月29日(土)に本校の学校説明会が開催されました。最初に体育館で行われた全体会では、開会の後、まず吹奏楽部が「男の勲章」「泳げたいやきくん」の2曲を歓迎演奏として披露。次に三浦校長先生から「今週末は地区内の高校の説明会が目白押しなので、どこが自分に合っているかよく考える機会にして欲しい。皆さんを心からおもてなしします」という趣旨の歓迎の挨拶があり、鈴木生徒会長からも「築高にしかない様々な活動の説明や先輩との懇談、部活動の雰囲気などを決定の参考にしてください」という挨拶がありました。
続く学校の説明では、教務部、進路指導部からの説明、進路別のクラス編成(フロンティアクラス、ライフプランクラス)の説明、学校生活紹介動画の上映、ボランティア部や人のためプロジェクトといった築高独特の活動の説明が行われましたが、教務、進路指導部以外の説明は生徒会執行部を中心にした生徒自身が担当。実体験をもとにした生徒目線の生き生きとした特色ある活動紹介が行われました。全体の司会進行も生徒会の生徒が行うなど、生徒が主導して行われるのが本校学校説明会の大きな特色ですね。
説明終了後、今度は人のため合唱団が復興応援歌「明日の君へ」「パプリカ」の2曲を披露。全体会を締めくくることができました。
その後、8会場に分かれて中学校単位での先輩との懇談会が行われましたが、学校の様々な活動について率直な思いをユーモアを交えながら親身になって語る先輩在校生の話に参加した後輩の皆さんは真剣に耳を傾けていた様子でした。最後に各練習会場などでの部活動紹介が行われましたが、プロモーションビデオを作成、活用した本格的なものがあったり、練習に実際に参加して体験できるものがあったりと各部工夫した紹介が行われました。
今年度も400名を超える方々に学校説明会に参加していただいて大変ありがとうございました。受験生の皆さんは今日の体験を参考にしながら、自分に合った進路選択をしてください。築館高校は皆さんをお待ちしています。
夏休み前の全校集会、インターハイ・全国総文祭壮行式
7月23日(火)に夏休み前の全校集会とインターハイ・全国総文祭壮行式が行われました。最初に行われた全校集会では、三浦校長先生から、時事問題を材料に取り上げながら判断力や危険を予測する力、命の大切さ、失敗したときには正直こそ最善の策など夏休みを過ごす上での心構えとなるお話をいただきました。
次に行われた壮行式では、まず新会長の鈴木くんから「選手の皆さんは後悔が残らないように頑張ってください。応援する生徒の皆さんは活躍を遠くから強く祈りましょう」という挨拶があり、つづいて三浦校長先生から「皆さんの活躍が応援する生徒を元気にするので粘り強く戦ってきて欲しい」という趣旨の挨拶がありました。
続く選手の決意表明では、まず陸上競技の短距離でインターハイに出場する鵜澤飛羽くんから「これまでの活動では辛いこともあったが、みんなに支えられて頑張れた。全国で一番速い男になって帰りたい」という力強い決意表明があり、つぎに弁論で県代表として全国総合文化祭に出場する田代比奈さんからも「72名の代表弁士から様々なことを学び、上位6名に入れるよう頑張りたい」というやはり穏やかながら強い思いを秘めた決意表明がおこなわれました。
最後に、新応援団長の髙橋楓佳さんの初めての指揮のもと全校生徒による激励応援と校歌斉唱で選手の皆さんを盛大に送り出すことができました。
明日から8月20日まで28日間の夏休みに入ります。生徒の皆さんはそれぞれの目標に向けて充実した毎日を過ごしましょう。
令和元年度長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールの結果について
7月13日(土)に栗原文化会館を会場に令和元年度の長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールが開催されました。 弁論はいずれも実体験に基づき論を組み立てていて自分を信じること・夢・食・日常を大切にすることなどをテーマにしたレベルの高いものでした。また合唱はクラスの団結力を発揮し、よく仕上げられたものでした。以下に結果と様子の写真を掲載します。
弁論大会
第一位
相澤 空南さん(2-4) 「ドリームボックスをなくすために」
第二位
松田 遥奈さん(2-2) 「6年後なりたい自分になるために」
第三位
小野寺詩音さん(3-2) 「夢を追い続けること」
審査員特別賞
佐藤 日里さん(1-2) 「私にできること」
合唱コンクール
最優秀賞 2-2 「虹」
優秀賞 3-2 「旅立ちの時 ~Asian Dream Song~」
優良賞 3-1 「ハナミズキ」
努力賞 1-3 「心の瞳」
指揮者賞 菅原 拓海さん(3-3)
伴奏者賞 小野寺詩音さん(3-2)
最後に恒例になった復興応援歌「明日の君へ」の全校生徒約450名による合唱と人のため合唱団による「パプリカ」の合唱でコンクールを成功裏に締めくくることができました。
生徒の皆さん大変お疲れ様でした。来年度も頑張りましょう。また保護者、地域の多数の皆様にご来場いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも築館高校をよろしくお願いします。
弁論大会・合唱コンクールについて(お知らせ)
令和元年度PTA研修旅行
6月28日(金)に8名の参加で今年度のPTA研修旅行が行われました。
今年度のコースは午前中には東北学院大学の土樋キャンパスの見学、午後には宇宙航空研究開発機構角田宇宙センターの見学という内容でした。
学院大の土樋キャンパスではまずホーイ記念館という新しい建物内にあるラーニング・コモンズという施設に案内され、大学に関する概要説明を受けました。このラーニング・コモンズという施設は学生達がお互いに自由にアイディアを出し合いアクティブラーニングの形で研究を深めるために専用で作られたもので、電子黒板などの設備が充実しており、話し合いしやすいように机が自由にレイアウトできたり、館内のデザインも自由な意見交換がやりやすいような斬新な工夫がこらされていて、最先端の学生の学びの姿には驚きの連続でした。
つづいて図書館、博物館を見学した後、最後に歴史ある本館、礼拝堂の見学をさせて頂きました。いずれの施設も1930年代前半までに建設されたもので、国の登録有形文化財になっています。特に礼拝堂は、この大学のキリスト教の布教と英語教育という建学の目的を代表する一施設で、荘厳な雰囲気を肌で感じさせられ、最後にはパイプオルガンの演奏まで特別に聴かせて頂くなど滅多にない経験をすることができました。
角田宇宙センターでは、この施設での最先端の宇宙技術の研究・開発の様子について非常に丁寧な説明をして頂きました。このセンターには、宇宙空間で使用する第2段目のロケットエンジンの燃焼試験ができる施設が備わっており、これまでの日本製の歴代ロケットのエンジンの開発や将来、国際宇宙ステーションに荷物を運搬するために繰り返し使用できる有人宇宙船スペースプレーンの開発などを行っているそうです。施設の床のほぼ中央には40万分の1の日本地図の写真が描かれており、気分はほぼ宇宙飛行士で説明を聞くことができます。またテフロンはエンジンに必要な潤滑材の開発から生まれてきただとか、ISSは肉眼で確認できるなどの豆知識も教えて頂き、大変勉強になりました。
参加者がやや少なかったのが少し残念でした。来年度も工夫した研修旅行を企画したいと考えておりますので、多くの保護者の皆様の参加をお願いします。