日々の築高
リレーでも全国優勝
陸上部、鵜澤飛羽君が、10月26日土曜日に北九州市で開催された、第103回日本陸上競技選手権リレー競技大会「U18男女混合4×400mリレーA」に宮城県代表の第4走者(アンカー)として出場し、チームの大会新記録での優勝に貢献しました。
2度目の全国大会2冠達成
陸上部2年 鵜澤飛羽君が、広島県で開催された「第35回U20/第13回U18日本陸上競技選手権大会」のU20に出場し、大学生に混じって走り、100mと200mで優勝しました。8月のインターハイに続き、2度目の全国大会2冠の達成です。
芸術鑑賞会が開催されました
10月17日(木)に今年度の芸術鑑賞会が栗原文化会館を開場に開催されました。
今年度は狂言共同社(和泉流)の方々をお迎えし、「蝸牛」と「棒縛」という演題の2つの狂言を鑑賞しました。
「蝸牛(かぎゅう かたつむりのこと)」は主人公の山伏と太郎冠者の掛け合いが思いの外ユーモラスなものでした。また「棒縛(ぼうしばり)」は2人の酒好きの主人公が盗み飲みしないように棒に縛られても、色々苦心して酒を飲もうとする姿をやはりコミカルに描く形で人間の欲望を静かに見つめたものでした。
また2つの劇の合間には、ワークショップが行われ、古典劇の発声がゆっくりで大げさな一定の荘重な様式のイントネーションを用いて行われる理由が紹介され、6名の代表生徒が挨拶を題材に実際に発声体験にチャレンジするなど、参加して狂言を味わう工夫も施されたもので大いに楽しむことができました。
なかなか鑑賞する機会のない古典劇を親しみやすい形で上演していただいた狂言共同社のみなさん大変ありがとうございました。
体育祭が行われました
10月10,11日の2日間、体育祭が開催されました。今年の体育祭は直前の時期の天候に恵まれずグラウンドコンディションが不十分だったため、室内競技を中心にした雨天時の日程で行われましたが、各競技とも熱戦が繰り広げられました。また体育館ステージ奥の壁を利用して、競技結果をプロジェクターでリアルタイムで投影する初めての試みも行われました。競技結果は以下のとおりでした。
男子 サッカー 1位 3年3組 2位 3年2組 3位 2年3組
女子 ドッジボール 1位 2年1組 2位 1年2組 3位 1年1組
綱引き 1位 3年3組 2位 3年4組 3位 2年3組
縦割りバスケ男子 1位 2組 2位 1組 3位 3組
縦割りバスケ女子 1位 2組 2位 4組 3位 1組
縦割りバレー男子 1位 4組 2位 3組 3位 2組
縦割りバレー女子 1位 4組 2位 1組 3位 3組
百足競走 1位 3年2組 2位 3年3組 3位 3年4組
長縄跳び 1位 2年2組 2位 1年4組 3位 1年2組
障害物リレー 1位 3年4組 2位 3年2組 3位 2年3組
ガチンコリレー 1位 1年4組 2位 2年2組 3位 1年2組
そして総合成績の順位は、3位 3年4組 2位 1年2組 1位 3年2組となり、築高祭に引き続き3年2組が2連覇の結果となりました。
最後に、体育祭実行委員長の佐藤栞さんの閉会後の挨拶を紹介しましょう。
「障害物リレーは何か新しいものがやりたいと考えていて、昨年から考え続けていたものが実現したものです。みんなで楽しめる体育祭になってよかったと思います。1,2年生の実行委員はさらに工夫して来年は私たち以上に楽しんで下さい。無事に終えることができて何よりです。協力してくれた生徒のみなさん、先生方に感謝したいと思います」
実行委員の皆さん、大変お疲れ様でした。3連休の後、新たな学校生活が始まります。築高生の皆さん、一層、頑張りましょう。
高校生ボランティアアワード2018特別賞受賞記念講演会
9月27日(金)の第2回考査終了後、高校生ボランティアアワード2018特別賞受賞記念講演会が本校体育館で行われました。この講演会は、昨年度の高校生ボランティアアワードで本校ボランティア部の活動が評価され、特別賞である国境なき医師団賞を受賞したことから、この世界を代表するボランティア団体で活動している方を講師として招き、お話を頂こうということで実施されたものです。講演会の司会進行など運営についてはすべて生徒会の生徒主導で行われました。
講師として来校いただいた池田知也さん(仙台厚生病院外科医)は、コンゴ民主共和国、イエメン、南スーダンの3カ国でのべ7回緊急医療活動のボランティアを体験するなど豊富な経験をお持ちです。講演の内容を以下に紹介しましょう。
演題「国境なき医師団活動報告」
国境なき医師団について
1971年に有志の医師とジャーナリストが集まってフランスで創設。あまり知られていないことだが緊急医療活動の他に、証言活動も行っている。また国内の自然災害でも活動している。非医療スタッフ(土木や紛争当事者との交渉が業務)も実は半数近くいる。2018年には日本から106名のスタッフが27カ国に派遣されている。
活動に迎えるにあたって
日本でまず一人前になることが肝心。
英語ができることが基本(skype英会話での学習がおすすめ)。
フランス語ができると活動地域の幅が広がる。
イエメンでの活動
アラブの春以降、国内が混乱状態に(2015年より内戦)。宿舎は快適だが一切外出はできない。狙撃された一般市民や爆撃に巻き込まれ四肢の一部を失った人たちへの治療が多い。
(空爆や弾痕、負傷者のケガの様子、措置法が写真や音声付きでリアルに紹介されました)
コンゴ民主共和国での活動
宿舎はやはり快適だが、マラリアの流行地なので蚊対策が必要。お手製のシャワーが案外快適。交通外傷や暴力、熱傷、先天的疾患の治療が多い。
南スーダンでの活動
現在、世界一新しいが世界一政府が不安定な国。国境なき医師団が金銭的には一番力を入れて活動している地域。宿舎、医療施設はテントの中。やはり交通外傷や暴力、熱傷、先天的疾患の治療が多い。
派遣を終えて
誰にでも(活動に)力になれることがある。
日本の技術は世界に通用する(手先が器用、性格が緻密)
その後の質疑応答の中では、語学の習得については、若い頃が一番吸収できるので若いうちからやるべき。ボランティアをする際重要なのは、自分の気持ちに素直になること、小さな気持ちでも良い、その積み重ねが大きな力になるなどの指摘を頂きました。
貴重な内容の講演、大変ありがとうございました。
県知事表敬訪問
9月12日(木)、2019南部九州インターハイ100m、200mで2冠を達成した鵜澤飛羽が県知事を表敬訪問し、聖ウルスラ学院英智高校男子バドミントン部の皆さんとともに優勝の報告をしました。
当日は、急な公務のため村井知事とはお目にかかれませんでしたが、松本教育次長、千葉教育次長(築館高校OB)、多くの報道関係の方々に囲まれ、鵜澤は優勝の感想とこれからの目標を話しました。松本教育次長から、優勝をたたえる盾を贈られ、今後の新人東北大会、国体に向けてのエネルギーになったようです。
その後、築館高校の先輩が局長を務めている、宮城県震災復興・企画部オリンピック・パラリンピック大会推進課を訪問しました。課の皆さんからも暖かく迎えていただきました。
東日本大震災への義援金の報告
築高祭2日目
31日(日)に今年度築高祭の一般公開が行われました。天候にも恵まれ、今年度も多数のお客様にご来場いただくことができました。
一般公開後の閉祭式では、今年度初の試みで開式に先立って体育館の壁にプロジェクションマッピングを思わせる形で、今年度の築高祭のハイライトシーンのムービーが上映されました。
閉祭式では昨日の逆ミスコン及び令和のK-1グランプリの成績発表、表彰が行われました。
順位は以下の通りです。
逆ミスコン 第1位 3年3組 第2位 3年2組、2年3組
K-1グランプリ 第1位 1年4組 第2位 3年1組 第3位 3年2組
総合 第1位 3年2組 第2位 3年1組 第3位 1年4組
どいうことで晴れの築高饅頭(総合優勝クラスに贈呈)は3年2組が獲得することになりました。
ご来場いただいた皆様大変ありがとうございました。今後とも築館高校を宜しくお願いします。
築高祭第1日目
8月30日(金)より今年度の築高祭が始まりました。初日の今日は校内での公開でした。
文化祭実行委員長の小野寺風雅くんの「今年度も体育感を壊すぐらいの盛り上がりで行きましょう」という挨拶で始まった開会式の後、午前中には、吹奏楽部、合唱コンクール上位3クラス、人のため合唱団(復興応援歌「明日の君へ」全校合唱含む)、軽音楽部の校内発表が行われました。午後の前夜祭では逆ミスコン(男女装コンテスト)と令和のT-1グランプリ(一発芸大会)が行われ、逆ミスコンでは全クラスの代表、T-1グランプリでは予選通過6クラスの代表がそれぞれ工夫を凝らしたパフォーマンスを繰り広げました。
明日の10時からはいよいよ一般公開が行われます。奮ってご参加下さい。
「輝く日本一くりはら大賞」授賞式の様子
築館高校では、8月21日(水)から夏休み明けの学校生活がスタートしました。朝に全校集会があり、まず、2019南部九州インターハイで100m、200mの2冠を達成した鵜澤飛羽君(2年生)に賞状とメダル、トロフィーが伝達されました。
続いて、「輝く日本一くりはら大賞」の授賞式が行われました。この賞は、文化・芸術・スポーツの分野で日本一になり、広く市民に元気を与えた人物に対し、その栄誉を讃えるために設けられたもので、今回、鵜澤飛羽君が高校生では初めて受賞対象となりました。授賞式には栗原市の千葉健司市長が来校し、自ら賞状と盾を授与されました。市長さんからは「テレビ、ラジオの前で(市民が)甲子園の野球以上に盛り上がった瞬間でした。このような後輩を持って誇りです。築高生の皆さんも後に続いてください」という激励の挨拶をいただき、鵜澤君からは「次の国体では、昨年の失敗の雪辱を果たせるよう頑張りたい」という力強い決意表明がありました。
引き続いて行われた集会では、三浦校長先生から次の4点を趣旨とする挨拶を頂きました。
①高文祭弁論部門全国大会を見て、今の高校生には課題解決・主体的学習が求められていることを実感した。
②日本一速い男と同じ校舎で過ごせることを貴重な機会と思い生活して欲しい。ぜひ二連覇を。そのためには周りの後押しも必要である。全校を挙げて切磋琢磨する良い雰囲気を作って支援しよう。
③長崎の原爆資料館を見学して、戦争の恐ろしさと悲惨さを改めて実感した。平和の尊さを後の世代に伝えるのが皆さんの義務。そのための知識とコミュニケーション力を身につけよう。
④まずは築高祭での元気と清々しい挨拶で感動を届けよう。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、生徒の皆さんは夏休み気分を早く一掃して、学校生活に取り組みましょう。