日々の築高

日々の築高

県知事表敬訪問

 9月12日(木)、2019南部九州インターハイ100m、200mで2冠を達成した鵜澤飛羽が県知事を表敬訪問し、聖ウルスラ学院英智高校男子バドミントン部の皆さんとともに優勝の報告をしました。
 当日は、急な公務のため村井知事とはお目にかかれませんでしたが、松本教育次長、千葉教育次長(築館高校OB)、多くの報道関係の方々に囲まれ、鵜澤は優勝の感想とこれからの目標を話しました。松本教育次長から、優勝をたたえる盾を贈られ、今後の新人東北大会、国体に向けてのエネルギーになったようです。
 その後、築館高校の先輩が局長を務めている、宮城県震災復興・企画部オリンピック・パラリンピック大会推進課を訪問しました。課の皆さんからも暖かく迎えていただきました。

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表敬訪問記念撮影オリンピック・パラリンピック大会推進課の皆さんとIHメダルと贈られた盾

築高祭2日目

 31日(日)に今年度築高祭の一般公開が行われました。天候にも恵まれ、今年度も多数のお客様にご来場いただくことができました。

 一般公開後の閉祭式では、今年度初の試みで開式に先立って体育館の壁にプロジェクションマッピングを思わせる形で、今年度の築高祭のハイライトシーンのムービーが上映されました。

 閉祭式では昨日の逆ミスコン及び令和のK-1グランプリの成績発表、表彰が行われました。

 順位は以下の通りです。

 

 逆ミスコン  第1位 3年3組 第2位 3年2組、2年3組

 K-1グランプリ 第1位 1年4組 第2位 3年1組 第3位 3年2組

 総合     第1位 3年2組 第2位 3年1組 第3位 1年4組

 どいうことで晴れの築高饅頭(総合優勝クラスに贈呈)は3年2組が獲得することになりました。

 ご来場いただいた皆様大変ありがとうございました。今後とも築館高校を宜しくお願いします。

 

 

築高祭第1日目

 8月30日(金)より今年度の築高祭が始まりました。初日の今日は校内での公開でした。
 文化祭実行委員長の小野寺風雅くんの「今年度も体育感を壊すぐらいの盛り上がりで行きましょう」という挨拶で始まった開会式の後、午前中には、吹奏楽部、合唱コンクール上位3クラス、人のため合唱団(復興応援歌「明日の君へ」全校合唱含む)、軽音楽部の校内発表が行われました。午後の前夜祭では逆ミスコン(男女装コンテスト)と令和のT-1グランプリ(一発芸大会)が行われ、逆ミスコンでは全クラスの代表、T-1グランプリでは予選通過6クラスの代表がそれぞれ工夫を凝らしたパフォーマンスを繰り広げました。
 明日の10時からはいよいよ一般公開が行われます。奮ってご参加下さい。

「輝く日本一くりはら大賞」授賞式の様子

 築館高校では、8月21日(水)から夏休み明けの学校生活がスタートしました。朝に全校集会があり、まず、2019南部九州インターハイで100m、200mの2冠を達成した鵜澤飛羽君(2年生)に賞状とメダル、トロフィーが伝達されました。

 続いて、「輝く日本一くりはら大賞」の授賞式が行われました。この賞は、文化・芸術・スポーツの分野で日本一になり、広く市民に元気を与えた人物に対し、その栄誉を讃えるために設けられたもので、今回、鵜澤飛羽君が高校生では初めて受賞対象となりました。授賞式には栗原市の千葉健司市長が来校し、自ら賞状と盾を授与されました。市長さんからは「テレビ、ラジオの前で(市民が)甲子園の野球以上に盛り上がった瞬間でした。このような後輩を持って誇りです。築高生の皆さんも後に続いてください」という激励の挨拶をいただき、鵜澤君からは「次の国体では、昨年の失敗の雪辱を果たせるよう頑張りたい」という力強い決意表明がありました。

 引き続いて行われた集会では、三浦校長先生から次の4点を趣旨とする挨拶を頂きました。

①高文祭弁論部門全国大会を見て、今の高校生には課題解決・主体的学習が求められていることを実感した。

②日本一速い男と同じ校舎で過ごせることを貴重な機会と思い生活して欲しい。ぜひ二連覇を。そのためには周りの後押しも必要である。全校を挙げて切磋琢磨する良い雰囲気を作って支援しよう。
③長崎の原爆資料館を見学して、戦争の恐ろしさと悲惨さを改めて実感した。平和の尊さを後の世代に伝えるのが皆さんの義務。そのための知識とコミュニケーション力を身につけよう。
④まずは築高祭での元気と清々しい挨拶で感動を届けよう。

 まだまだ厳しい残暑が続きますが、生徒の皆さんは夏休み気分を早く一掃して、学校生活に取り組みましょう。

初めての防災研修が実施されました

 8月11日(日)に防災研修が実施されました。この防災研修は、今年度よりPTAと共催で始まった行事で、被災地や震災遺構を毎年の8月の月命日に訪問・見学することで、自然災害の恐ろしさをあらためて認識し、防災意識を高めるとともに、現地の方々の苦労や努力に共感し、人の絆の大切さを学び、自分たちにも何かできないかという意識を高めるために実施されたものです。今年度は気仙沼方面でのコースで実施され、生徒42名、教職員6名、保護者6名、計54名が参加しました。
 最初の見学地は、被災したかつての気仙沼向洋高校の校舎であり、今年の3月に一般公開が始まったばかりの気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館でした。到着後、気仙沼の被災状況に関するビデオを鑑賞した後、3グループに分かれて遺構の見学が行われましたが、津波で流され3階の窓を突き破って校舎に入った軽自動車が横転したそのままの状態で置かれていたり、教科書や資格試験対策のための問題集があの日のままに散乱して放置されていたり、やはり津波で流された冷凍倉庫が校舎にぶつかった痕が生々しく残されていたりと日常生活のすべてを突然、破壊し尽くした津波の破壊力と恐ろしさをまざまざと見せつけるものでした。見学の最後の集まりでは「今日の体験を忘れないうちに感想を別の人に伝える。これが皆さんの課題です」と館のスタッフの方からの強い訴えがありました。
 つぎに階上公民館に移動し、館長の小野寺隆成先生から「東日本大震災から8年」と題しての講話をいただきました。この公民館の位置する階上地区は、気仙沼の中でも人口に占める犠牲者率が特に高く、家屋被害率についても2番目に高かった地区であるということでした。海が見える地区ほど、犠牲者率が低いという興味深いデータも紹介していただいました。残念ながら震災の経験が次第に風化しつつあり、備えについてもう一度家族と話し合うべきであるいうお話には大いに共感させられました。
 午後は気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザに移動しました。今回の防災研修の大きな目的の一つとして、3年前、当時の築館高校2年生がやはり被災地に訪問し、インスピレーションを受けて作った復興応援歌「明日の君へ」を歌い継いで行くために昨年度「人のため合唱団」というボランティアのサークルが本校生徒有志で結成されましたが、この「明日の君へ」を合唱団のメンバーが被災した現地で披露することで、地域の方々に声援を贈りたいというものがありました。交流プラザの広場では、当日はご当地アイドルショーなどが開催されており、その中で時間をいただいての合唱の披露というということでしたが、緊張感に臆することなく、美しい歌声を披露し、逆に大きな拍手での声援をいただくことになりました。
 色々な体験をさせていただいて自分の中での何かが変わったと感じることができた濃密な一日でした。この経験を活かし、震災からの復興のために何かできることを一人一人が考え、取り組んでいきたいと思います。

 

令和元年度学校説明会

  7月29日(土)に本校の学校説明会が開催されました。最初に体育館で行われた全体会では、開会の後、まず吹奏楽部が「男の勲章」「泳げたいやきくん」の2曲を歓迎演奏として披露。次に三浦校長先生から「今週末は地区内の高校の説明会が目白押しなので、どこが自分に合っているかよく考える機会にして欲しい。皆さんを心からおもてなしします」という趣旨の歓迎の挨拶があり、鈴木生徒会長からも「築高にしかない様々な活動の説明や先輩との懇談、部活動の雰囲気などを決定の参考にしてください」という挨拶がありました。
 続く学校の説明では、教務部、進路指導部からの説明、進路別のクラス編成(フロンティアクラス、ライフプランクラス)の説明、学校生活紹介動画の上映、ボランティア部や人のためプロジェクトといった築高独特の活動の説明が行われましたが、教務、進路指導部以外の説明は生徒会執行部を中心にした生徒自身が担当。実体験をもとにした生徒目線の生き生きとした特色ある活動紹介が行われました。全体の司会進行も生徒会の生徒が行うなど、生徒が主導して行われるのが本校学校説明会の大きな特色ですね。
 説明終了後、今度は人のため合唱団が復興応援歌「明日の君へ」「パプリカ」の2曲を披露。全体会を締めくくることができました。
 その後、8会場に分かれて中学校単位での先輩との懇談会が行われましたが、学校の様々な活動について率直な思いをユーモアを交えながら親身になって語る先輩在校生の話に参加した後輩の皆さんは真剣に耳を傾けていた様子でした。最後に各練習会場などでの部活動紹介が行われましたが、プロモーションビデオを作成、活用した本格的なものがあったり、練習に実際に参加して体験できるものがあったりと各部工夫した紹介が行われました。
 今年度も400名を超える方々に学校説明会に参加していただいて大変ありがとうございました。受験生の皆さんは今日の体験を参考にしながら、自分に合った進路選択をしてください。築館高校は皆さんをお待ちしています。

夏休み前の全校集会、インターハイ・全国総文祭壮行式

 7月23日(火)に夏休み前の全校集会とインターハイ・全国総文祭壮行式が行われました。最初に行われた全校集会では、三浦校長先生から、時事問題を材料に取り上げながら判断力や危険を予測する力、命の大切さ、失敗したときには正直こそ最善の策など夏休みを過ごす上での心構えとなるお話をいただきました。
 次に行われた壮行式では、まず新会長の鈴木くんから「選手の皆さんは後悔が残らないように頑張ってください。応援する生徒の皆さんは活躍を遠くから強く祈りましょう」という挨拶があり、つづいて三浦校長先生から「皆さんの活躍が応援する生徒を元気にするので粘り強く戦ってきて欲しい」という趣旨の挨拶がありました。
 続く選手の決意表明では、まず陸上競技の短距離でインターハイに出場する鵜澤飛羽くんから「これまでの活動では辛いこともあったが、みんなに支えられて頑張れた。全国で一番速い男になって帰りたい」という力強い決意表明があり、つぎに弁論で県代表として全国総合文化祭に出場する田代比奈さんからも「72名の代表弁士から様々なことを学び、上位6名に入れるよう頑張りたい」というやはり穏やかながら強い思いを秘めた決意表明がおこなわれました。
 最後に、新応援団長の髙橋楓佳さんの初めての指揮のもと全校生徒による激励応援と校歌斉唱で選手の皆さんを盛大に送り出すことができました。

 明日から8月20日まで28日間の夏休みに入ります。生徒の皆さんはそれぞれの目標に向けて充実した毎日を過ごしましょう。

令和元年度長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールの結果について

 7月13日(土)に栗原文化会館を会場に令和元年度の長谷川杯争奪弁論大会・合唱コンクールが開催されました。 弁論はいずれも実体験に基づき論を組み立てていて自分を信じること・夢・食・日常を大切にすることなどをテーマにしたレベルの高いものでした。また合唱はクラスの団結力を発揮し、よく仕上げられたものでした。以下に結果と様子の写真を掲載します。

弁論大会
  第一位
   相澤 空南さん(2-4) 「ドリームボックスをなくすために」
  第二位
   松田 遥奈さん(2-2) 「6年後なりたい自分になるために」
  第三位
   小野寺詩音さん(3-2) 「夢を追い続けること」
  審査員特別賞
   佐藤 日里さん(1-2) 「私にできること」
合唱コンクール
  最優秀賞  2-2 「虹」
  優秀賞   3-2 「旅立ちの時 ~Asian Dream Song~」
  優良賞   3-1 「ハナミズキ」
  努力賞   1-3 「心の瞳」
  指揮者賞  菅原 拓海さん(3-3)
  伴奏者賞  小野寺詩音さん(3-2)

 最後に恒例になった復興応援歌「明日の君へ」の全校生徒約450名による合唱と人のため合唱団による「パプリカ」の合唱でコンクールを成功裏に締めくくることができました。
 生徒の皆さん大変お疲れ様でした。来年度も頑張りましょう。また保護者、地域の多数の皆様にご来場いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも築館高校をよろしくお願いします。