2020年12月の記事一覧
R2 築館高校イングリッシュアカデミー公開研究会 12月15日(火)
今年度より英語の授業改善を目的に公開研究授業を実施しています。栗原市国際交流協会と同協会長である淺沼 政幸 様[本校同窓会役員]の多大なるご支援のもと,初年度の研究会を昨年末に無事終えることができました。当日は大雪にかかわらず多くの小・中・高校の先生及び国際交流協会の皆様にご参観いただきました。第2部パネルディスカッションでは浅沼様がコーディネーターを務め,来日後栗原市近隣にお住まいのお二人をゲストに迎えました。ブシャン・アケボノ様はインドご出身・美里町在住,宮城県農業大学校卒業後,無農薬・化学肥料不使用の野菜を栽培する「あーりあわらと農園」の農園長を務めておられます。サラビア・カタリーナ様はチリ共和国ご出身・加美町在住,日本のアニメに魅せられ樟蔭女子大学に留学,現在は国際交流員として加美町教育委員会に勤務されています。お二人のユニークな経歴や日本語を学んだ時のご労苦など,たいへん興味深いディスカッションが展開されました。
宮城県高等学校弁論大会
11日(金)に、第7回宮城県高等学校弁論大会兼第2回吉野作造記念高校生弁論大会が、吉野作造記念館で行われました。本校から1年生の藤原瑞姫さんと2年の高橋菜乃花が出場しました。二人とも素晴らしい弁論を披露し、高橋菜乃花さんが優秀賞を獲得し、来年7月31日~8月1日に行われる全国高等学校弁論大会(和歌山大会)への出場を決めました。築館高校校としては、一昨年の田代比奈さん、昨年の相澤空南さんに続き、3年連続の全国大会出場になります。一層の応援をよろしくお願いします。
初めての読書会
12月10日(木)LHRの時間に1年生が初めての読書会を行いました。読書会は、クラス全員が同じ本を読んで話し合いをすることによって、お互いの考え方や感じ方の違いを知り、人前で自分の意見や感想を発表する体験を積むことなどを目的としています。
これを機に、友だちや家族と同じ本を読んで感想を言い合っても面白いかもしれません。各クラスの図書委員さん、LHR委員さんが忙しいなか準備を進めてくれました。お疲れ様でした。
命の大切さを学ぶ教室
今年度の「命の大切さを学ぶ教室」は12月4日(金)、通大寺 住職 金田諦應 様をお招きして開催しました。「生と死のはざまを歩く」-寄り添う事 支え合う事- という演題でお話をいただきました。
東日本大震災当時の様子、その後から続けている活動、出会った被災者との会話などから、今回のキーワードである「傾聴」とはどういうことなのかをお話いただきました。
倒れそうな人にちょっと肩をかすだけで、その人は倒れないですみますというお話から、「傾聴」とは会話の中の「ちょっと肩をかすだけ」だと感じました。
生徒たちも改めて命について、普段自分がしている会話について考える、内容の濃い1時間となりました。
1年生総合的な探究の時間「私の未来宣言」 11月11日(水)・18日(水) 他
キャリアガイダンスでの学び・気づきから、「現時点で」自分の将来を見通し、クラス単位で互いに発表しました。文字データや画像など入念な発表準備をして臨んだ生徒もいれば、軽妙な話術で皆を笑わせながら進める生徒もいて、どのクラスもたいへん盛りあがったようです。真剣にクラスメイトの発表に耳を傾ける姿勢も素晴らしかったと思います。共通項と感じ取れたのは、キャリアガイダンス講師の言葉に感銘を受け、自分の発表にその気づきを盛り込んでいたこと。「毎日の当たり前に感謝」「挨拶を大切に」「コミュニケーション力と人間性の大切さ」「変化する社会に対応する力」「明るく楽しく生きること」「前向きであること」…… それぞれが言葉以上のことを感じ、そして吸収したことが伝わってきました。