日々の築高

日々の築高 28年度

全国高等学校選抜ホッケー大会 結果報告

 女子ホッケー部は3月25日より、岐阜県で開催された全国高等学校選抜ホッケー大会に出場してきました。
 1回戦は岐阜県の東濃実業高校との試合でした。0対0でSO戦までもつれ、結果2対1で見事に勝利することができました。2回戦は福岡県の玄海高校との試合で、1回戦に引き続き0対0でSO戦までもつれましたが、1対3で惨敗。全国ベスト8という結果となりました。接戦で負けてしまい悔しい気持ちもありますが、全国大会の舞台で1勝できたことは大きな自信となりました。この経験を活かし、夏のインターハイに向けてチーム一丸となって頑張ります。応援ありがとうございました。

離任式・退任式

 今年度末で築館高校を退職・転任される先生方の離任式が行われました。式には例年以上に多くの卒業生も参加し、先生方との別れを惜しみました。離任式に続き、今年度でご退職される佐々木校長先生の退任式も行われました。校長先生は最後の「授業」として『ハチドリのひとしずく』という本を紹介し、その読み方・解釈の仕方についてお話くださいました。生徒の心に深く刻まれたことと思います。
 本校の発展のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。新天地でのご活躍を心よりお祈りしています。

 

平成28年度末人事異動一覧(PDF)

女子ホッケー部全国大会に向けての決意。栗原市長表敬訪問

 全国選抜ホッケー大会への出場を前に、3月13日(月)栗原市長表敬訪問をしました。佐藤市長をはじめ、御出席の方々から温かい励ましのお言葉をいただきました。
 初戦は3月25日(土)11時10分から開催県である岐阜県の東濃実業高校との対戦です。
 全力で戦ってきます。応援よろしくお願いします。

金融経済教育の取組で表彰状を受けました

 築館高校は平成28年度から東北財務局の協力を得て金融経済教育に取り組んでいます。1年生は金融トラブルの事例や対処法、クレジットカードの使い方、奨学金のメリット・デメリットなどを理解する基礎編を勉強。2学年は学んだ内容を地域の児童クラブや小学校に教師役として教えにいく取組。3年生は社会人として身に付けるべきトラブル対処法などの自立編。3年間をとおした学びとなっています。
 このことは全国でも貴重な例としてニュースや新聞に取り上げられました。金融経済教育の先駆けとなった取組が高く評価され、この度、東北財務局長から表彰されました。

卒業生の熱い思い「輝望の木」そして卒業式

 2月28日、3年生全員による卒業記念植樹が行われました。クラス毎に校庭に植えられた4本の桜は「輝望の木」と名付けられ、その名には「後輩たちにますます輝いてほしい」という熱い思いが込められています。
 そして迎えた3月1日の卒業式。多くのご来賓の皆様、保護者、在校生、先生方に見守られ、涙と感動のたいへん素晴らしい式となりました。
 式辞の中で佐々木壽德校長先生より、3年前から毎年ひとつずつ生徒昇降口に書かれた言葉がはなむけの言葉として贈られました。「他人の苦しみを自分の苦しみとし 他人の喜びを自分の喜びとせよ」「過去に反省と感謝を 未来には努力と希望を 」「今より早いときはない!」そして最後の言葉は「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり(誠心誠意)」でした。
 卒業生の未来に幸多かれとお祈りいたします。

みやぎ高校生フォーラムへ参加

 1月28日、「みやぎ高校生フォーラム-私たちの志と地域貢献-」に生徒会執行部の相馬美鈴さん(2年)、小野寺立真君(1年)千葉彩未さん(1年)が参加しました。
 前半は3名で築高ボランティア部の活動をポスターセッションのコーナーで発表しました。他に例を見ない全校生徒がボランティア部の取組に多くの方々が興味を示してくださいました。発表役の3名は様々な質問にも的確に答え、ボランティアをとおして成長している生徒の様子や、地域の皆様に感謝されることが喜びとなっていることを伝えてきました。
 後半は他校の取組や意見発表を聞きたくさんの刺激を得たようです。3名はフォーラムで学んだことを他の築高生にも伝え、生徒会を更によりよいものにしたいという決意を新たにしました。

交通安全活動に対する感謝状

 5月には築館警察署から自転車マナーアップ推進校の指定を受け、普段の自転車の乗り方のマナーに気をつけることを宣言しました。また、交通安全委員会中心に、春・秋の全国交通安全運動期間には街頭指導やPTA・生徒会執行部・生活委員会が連携して朝のあいさつ運動を実施しました。
 これらの活動に対して、1月24日(火)に築館警察署長から交通安全活動に対する感謝状をいただきました。
 今年度は、生徒一人一人が交通安全を心がけ、大きな事故もありませんでした。これからも交通安全、マナーを心がけ、3年後なりたい自分の実現を目指し、学校生活を送りましょう。

第1学年 普通救命講習会

 1月23日(月)・24日(火)栗原市消防本部から講師の先生を招き、1年生対象に普通救命講習会を実施しました。保健の授業でも取り上げられている応急手当・心肺蘇生法の正しい方法や手順・AEDの操作方法を学びました。消防隊員の方からは「意識を失った人が倒れていたり、けがで苦しんでいる人がいた場合、勇気を出して声をかけること、すばやい判断と対応がその人の命を助けることになる」とお話をいただきました。
 ダミー人形を使い、生徒たちは熱心に胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの操作方法をおこないました。講習後、生徒代表でお礼の言葉を述べた1年3組伊藤汰智君は「将来、消防士になることを目指しているので、今日の講習は非常に良い経験となった。倒れている人がいたら勇気をもって声をかけたい。」と話をしました。
 風邪やインフルエンザで受講できなかった生徒も数名いましたが、157名の生徒が受講し、修了証をいただきました。

響け!新春の熱い思い!野球部グランド開き

 1月22日早朝。築高野球場においてグラウンド開きが行われました。この行事は野球部の新年の恒例行事で、今年で6回目を数えます。部員たちは正月に目標を書き初めし、今年にかける思いを作文につづりました。
 当日は、野球場のセンター後方フェンス120m付近から一塁側・三塁側ベンチに座るチームメイト・保護者・顧問の先生に向かって、一人一人が大きな声で今年の目標を述べました。これは自分の考えや思いを大きな声で堂々と発表することを通して自分の殻を打ち破り、自信をもってほしいという願いからスタートしたものです。また、地元の神主さんに安全祈願と必勝祈願をしていただきました。
 見守る保護者の皆様から熱い声援と拍手が送られました。(墨で書かれた目標はバックネット裏に掲示しています。)

学府くりはら塾合同学習合宿 充実の3日間

 12月25日から2泊3日で国立花山青少年自然の家で行われた学習合宿に築高生136名が参加してきました。3日間の合宿は市内の中学生・高校生の参加もあり、互いによい刺激になったようです。
 小論文講座を受講した生徒は、東北各地からお呼びがかかる有名な先生から添削指導まで受けたり、公務員希望者は大原簿記情報専門学校の先生から様々な問題の解き方を学んだり、国公立を希望する生徒はオリジナルテキストを元に普段とは違った授業形態で講義を受けたりと充実の3日間でした。なによりも本校卒業生を含む大学生サポーターから学ぶ場面が多く、大学生による進路講話(東北大・宮教大・山形大)や自学の時間を活用した学習相談が特に人気でした。
 学習内容も充実していましたが、身近な先輩から学習方法や進路実現に向けたプロセスを直に学ぶことは、今後の学ぶ意欲に十分につながったようです。

新年を迎えた築高に立派な門松

 1明けましておめでとうございます。今年度も築高生の活躍や日々の様子をHPでお伝えしてまいりますので、どうぞ最新情報のチェックをお願いします。
 さて、酉年を迎えた今年、築館高校の職員玄関にはとても立派な門松が置かれました。これは岩出山在住の鹿野孝様が築館高校のますますの発展のためにとご寄贈くださったものです。門松というものはたいへん縁起のよいもので、福を招くとされています。今年1年も築館高校にいいことがたくさんありますように。

五・七・五の世界で活躍

 築館高校の3年生の国語表現の授業には、特別講師として時事川柳作家の千葉朱浪先生が、年に10時間来校してくださいます。朱浪先生は読売新聞の時事川柳の選者でもあり、生徒昇降口にある朱浪文庫を寄贈いただいた本校の卒業生です。朱浪先生の授業をとおして生徒たちは、言葉の持つ力や五・七・五の世界の深さを学んでいます。また、国語の授業で作った俳句作品を毎年伊藤園俳句大賞に応募していますが、今年度は団体応募賞をいただいております。 限られた言葉に込められた築高生の思い。少しだけですが、生徒の秀作の一部を紹介します。

 

    体がさ ついてこないの イメージに    鈴木 徹平
    寒空に ちらりちらりと 冬の子ら     宍戸 優希
    さらさらと 二人の髪を さらってく    小野寺千春
    おそろいの ものが欲しくて 毛糸買い   壺内真里奈
    海の底 鉄の鯨の 目が光る        佐藤 秀一
    お布団が 私のことを 離さない      菅原 亜美
    灯油切れ 誰が入れるか にらみ合い    鎌田 麻祐
    入社式 いつものチャラさは どこへやら  千田 澄人
    雪だるま 作ってすぐに 放置をし     小野寺 輝
    まだ残る 君への思い 名残雪       佐藤 勇武
    紅葉が 雪の重みで 泣いている      三上亜耶菜

第3回宮城県高等学校弁論大会

 12月9日~10日、東松島市コミュニティセンターで第3回宮城県高等学校弁論大会が行われました。
 校内の弁論大会で選出された3年1組岩渕真由さんと、1年2組佐藤澪さんが弁士として出場し、自分の思いを力強く聴衆に訴えてきました。また、この日は、大会の運営生徒としても1学年の10名が参加しており、準備期間が短いながらも自分達の役割をしっかりと果たして、大会をスムーズに運営することができました。あらためて、築高生の力を実感する一日となりました。

最前線レポート発表会

 11月22日(火)の5~7校時に最前線レポートの発表会を1・2学年合同で行いました。10月26日(水)に、1学年は職場訪問、2学年は学校訪問を行い、その内容と学んだことなどを発表しました。
 1学年からは、宮城県警察本部、築館保育所、東北電力、栗原中央病院を訪問した生徒が、2学年からは、東北労災看護専門学校、仙台ビューティーアート専門学校、仙台幼児保育専門学校、盛岡大学、宮城大学を訪問した生徒が発表しました。1学年はそれぞれの仕事のやりがいについて考え、2年生は実際に希望進路先の学校を訪問できたことで、今後の学習への動機づけが図られたようでした。また、自分が訪問していない学校や職場についても学ぶよい機会となりました。
 最後には、2学年の土曜課外を担当していただいているキャリアプランニング株式会社の桑名暢氏にも講評をいただくとともに、今後の進路決定における「報告」「連絡」「相談」の大切さを教えていただきました。

高校生スピーチコンテスト

 11月19日(土)に東北文化学園大学で「高校生スピーチコンテスト2016」が行われました。本校からは3年生川田雅己くんと、2年生髙橋未歩さんが出場しました。
 当日は福島県や岩手県など県外からの参加者も多く、皆さん自らの体験に基づいた素晴らしいスピーチを行う中、髙橋未歩さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

築高生が地域住民と防災訓練

 11月11日に実施された防災訓練は、あいにくの悪天候でしたが、宮野地区の方にもご参加いただきたいへん有意義なものとなりました。
 1年生は応急手当の方法やけが人の搬送方法。2年生はシーチキンランタンとサバイバル飯炊き。3年生はダンボールでできるプライバシー保護のための仕切り・簡易トイレ・簡易ベッドの作り方を学びました。宮野地区の方々には、各学年に分かれて生徒と共に体験していただきました。
 訓練終了後は、3年の女子生徒が作った豚汁500食分をみんなでおいしくいただきました。地域の方と共に防災意識を高めることができた時間となりました。

東北選抜ホッケー大会 女子優勝! 男子準優勝!!

 11月4日~7日に山形県川西町にて、東北高等学校選抜ホッケー大会が実施されました。
  女子は接戦を制して、優勝することができました。その結果、来年の3月に岐阜県で開催される全国高等学校選抜ホッケー競技大会の出場権を獲得しました。本大会の優勝は8年ぶり3回目となります。
  男子は惜しくも決勝戦で敗れてしまいましたが、準優勝を収めることができました。全国大会への出場権を得ることはできませんでしたが、来年に繋がる結果となりました。


☆ ☆ ☆

  築館高校ホッケー部は、様々な方に支えられてこの結果を得ることができました。ありがとうございます。現状に満足することなく、更なる飛躍をするべく日々精進していきます。今後も、築館高校ホッケー部の応援よろしくお願いします。
                                     女子ホッケー部主将  石森 詩織
                                     男子ホッケー部主将 佐々木 皇雅

食事をチェック「食育推進モデル事業」

 2年生の家庭科の授業に栗原市の健康推進課の栄養士さん、食生活改善委員さんが講師として来校し、食事バランスについて教えていただきました。高校2年生の今の時期が、最もエネルギー量が必要であることを学んだあと、「食事バランスガイド」を用いて各自の食事をチェックしました。主菜は多く摂取しているのに副菜は不足している生徒、1日の食事をお菓子に依存している生徒など様々でした。
 感想発表した生徒から「野菜が摂れていない」「乳製品や果物が不足している」という声があがりました。常に自分で食事管理ができるようにしたいですね。

開校記念日に湧く築高生!

 10月21日は築館高校の開校記念日。
 本校の卒業生でみやぎ夢大使である俳優高山広さんによる一人芝居「劇励」で大いに盛り上がりました。高山先輩の一人芝居は圧倒的な世界感があり、笑いとユーモアと、人が人として生きるための熱いメッセージがありました。「あるがままの自分を受け入れて自分を好きになろうよ。自分を愛せない人は人を愛せません。」後輩である築高生はその言葉をしっかりと受け止めました。
 また、今年度で4回目を迎える築高検定は「今まで以上に難しい」という感想が多く聞かれましたが、現在の築高、そして旧築館高校、旧築館女子高の歴史に触れるいい時間となりました。
 問題と成績上位者をアップしましたのでご覧下さい。

第4回築高検定問題(PDFで表示)
第4回築高検定解答(PDFで表示)
第4回築高検定成績上位者(PDFで表示)

みやぎ総文2017ボランティア部門プレ大会

 文化部のインターハイと呼ばれる「全国高等学校総合文化祭」が、来年度宮城県で開催されます。ボランティア部門のプレ大会が10月15日(土)に、東北歴史博物館で行われ、本校生徒23名が運営役員として参加しました。
 積極的に動き、「自分には何ができるか」ということを考えながら仕事をしてくれました。「もっと仕事が欲しい」「人のために何かしたい」という気持ちで活動している生徒が多く、来年8月に開催される本番につながる大会になりました。