日々の築高

日々の築高 29年度

築高で地域防災避難訓練

 11月10日(金)地域合同避難訓練が行われました。

 今回は地震による避難訓練、その後、学年毎に各種訓練が行われました。当日は、消防署の方、危機対策課、社会福祉課、そして地域の方33名が参加されました。「守られる」から「守る」を意識しながらの訓練が行われ、最期は宮野地区の婦人会の方が作ってくださった豚汁を皆でいただきました。


<1学年>煙中歩行訓練・緊急時の応急対応(担架作り、AED操作方法、応急手当)

  1年生は煙中歩行訓練と、災害時の応急処置訓練を行いました。消防署の方から、地域の方々と共に、応急担架作りやAED操作方法、三角巾を使った応急手当を教えていただきました。担架作りは毛布を使って行いましたが、簡単に担架ができて人を運べるので、災害時に役立つ知識を身につけました。

          <2学年>災害時の調理体験(緊急時の炊飯体験、防災クイズ)

 2年生は災害時の調理体験としてビニール袋を使用しての炊飯と、炊きあがるまでの時間を利用して防災クイズを行いました。社会福祉協議会の方々から指導を受け、ほとんどの生徒が上手に炊くことができ、炊きたてのご飯をクイズの賞品のふりかけをかけておいしそうに食べていました。普段の生活ではできない貴重な体験となりました。

      <3学年>地域合同防災訓練(避難誘導・避難所(プライバシースペース)の設営)

 3年生は避難所設置訓練を行いました。段ボールでパーテーション、簡易ベッド、簡易トイレを作成しました。同じ大きさの段ボールをそろえるのが大変でしたが、グループで協力し、作成することができました。そして、危機対策課の方から、アドバイスをいただきました。

築館高校PTA優勝 薬師まつり綱引きで大活躍

 11月3日に行われた薬師まつりの綱引き大会に築館高校PTAが参加しました。9連勝がかかった宮野小学校チームを破り、見事優勝!優勝旗と立派な盾、そして会場の皆様から大きな声援をいただきました。当日は保護者だけでなく生徒の参加も認めていただき築高生も11名の参加。若いパワーで3戦3勝の強さでした。保護者、先生、生徒の結束力が実を結んだ綱引大会きでした。

Jアラート訓練

 隣国からのミサイル発射により、政府からJアラートが発信されたのは記憶に新しいことと思います。築館高校でも万が一に備え、11月2日(木)4校時にJアラート訓練を実施しました。また、今週末(11月10日)は、地域合同防災訓練を行います。
 各教室でJアラートの放送を聞き、体育館へ避難をしました。そして、実際にミサイルが落下したときにとるべき行動のシュミレーションを映像でみました。

<生徒の感想の一部>
○初めてのJアラート訓練でしたが、これからいつ何が起こるかわからないので、今日の訓練を生かして、生活していきたいです。                                         (1年女子)

○弾道ミサイルは発射してから10分程で到達すると聞いていたので、今回のJアラート訓練でしっかり自分の身を守れるような行動ができるようにしたいと思いました。                       (1年男子)

○ミサイルが発射されたときに、どのような行動をとったらよいのか、改めて確認することができました。しかし、今後Jアラートの音に慣れてしまうような日常にはなってほしくないと思いました。          (2年女子)

○Jアラートの訓練を受けて、改めて今私たちは危険にさらされているということを痛感しました。今日の訓練が現実にならないといいなと思います。                                (2年女子)

○栗原市内には地下がなく、丈夫な建物も身近にないので、自分の家の中での行動などを覚えたいと思いました。数分しかない中で、生死がわかれることを改めて知り、日常の中で意識して過ごしていきたいです。    (3年女子)

○弾道ミサイルが落下したときの行動について、Jアラートの放送やプリント動画を通して、確認することができた。その場の状況に応じて適切な行動をするようにしたい。                      (3年男子)

開校記念日行事

 10月21日は築館高校の開校記念日でした。当日は土曜のため、10月20日(金)に開校記念行事(築高検定と記念講話)が行われました。
 築高検定の入賞生徒には、同窓会(本部、仙台支部、東京支部)より図書カードが贈呈されました。おめでとうございます。
 問題と成績上位者をアップしましたのでご覧下さい。

 

第5回築高検定問題(PDFで表示)
第5回築高検定解答(PDFで表示)
第5回築高検定成績上位者(PDFで表示)

 

  また、旧築館高校31回卒業生である京都教育大学付属特別支援学校校長・特別支援教育臨床実践センター教授の相澤雅文先生を講師にお招きし、「築館高校(ここ)から始める夢への軌跡」という演題でご講演いただきました。

<生徒の感想より抜粋>
○動画などもあり、楽しく講話を聞くことができました。不登校になってしまう映像では、何気ない一言でも相手を怒らせてしまったり悲しませてしまうんだなと考えさせられました。この講話で聞いたことを、生かして生活していきたいです。                                        (1-3高橋未夢)

○特に印象に残っているのは、人ががまんするのと、感情についての話です。私たち高校生にとってスマホという誘惑に打ち勝って勉強することで自分の目標を成し遂げることができるのだと思いました。     (1-4菅原太陽)

○相澤先生の講演を聴いて、一番心に残ったことは、教員を20年続けてから大学院で夜に勉強して、大学教授になり、さらに博士号も取得できたことです。物事は何歳になってからでも始められるということを忘れずに生活していこうと思います。                                     (2-1菅原稜)

○築館高校を卒業してから色々なところで活躍している人がたくさんいるので、自分も卒業してから地域で活躍できるような人になりたいと思います。                             (2-4大衡海斗)

○子供達の発達のためにたくさんの工夫された学習の仕方があり、常に教育が進化しているのだと改めて知ることができました。                                       (3-1横田曜)

○「マシュマロ実験」を見て、目先の利益を我慢すれば、後にはもっと良いことがあるということが心に残りました。勉強が辛いと感じることが多くありますが、これを乗り越えるためにたくさんの努力をすればきっといつか自分に良いことがあると信じて、日々の学習に取り組んでいこうと思いました。             (3-2松井若奈)

学習室の椅子がリニューアル!

 図書館棟1階にある学習室は、個別に勉強ができるスペースとして生徒に人気があります。ところが近年、椅子の脚カバーが割れて床に傷が付いてしまっていました。
 そんな悩みを抱えていたところ、三浦校長先生がテニスボールを使って脚カバーを作ってくださいました。使用済みの硬式テニスボールに穴を開け、ひとつひとつ椅子の脚にかぶせて完成です。約400個のボールは、全て校長先生がご自宅で穴を開けてくださり、学習室だけでなく、校内の同じような椅子にも取り付けていただきました。
 脚カバーを付けたところ、滑りが良くなり椅子を引く音も気になりません。生徒の学習意欲も向上するのではないでしょうか。校長先生、ありがとうございました!

芸術鑑賞会が開催されました

 築館高校恒例の芸術鑑賞会が栗原文化会館を会場に開催されました。
 今年度は「PercussionPerformancePlayers」をお迎えし、マーチングを中心とした打楽器のパフォーマンスを鑑賞しました。
 開始と同時に響くドラムの音に生徒たちの目も輝きます。さまざまな打楽器を使った演奏の合間には、生徒代表によるドレミパイプ体験コーナーや運動会をモチーフにした曲とアトラクションなども行われ、会場が大いに盛り上がりました。
「PPP」の皆さん、本当にありがとうございました!

築高祭の収益を社会福祉協議会へ寄付

 築高祭において出店した各団体の利益の一部を、栗原市社会福祉協議会様へ寄付させていただきましたので、報告いたします。

 

 寄付金: 85,328 円


 ご来場いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

                                       築高祭実行委員長 菊地 慶太
                                       生徒会長 小野寺 立真

みやぎ総文2017 築高生の活躍3

 この夏、築高生はみやぎ総文で大活躍でした。弁論部門・ボランティア部門に引き続き、今回は書道部門の運営に参加した生徒の感想の一部を紹介します。


□宮城県で全国総合文化祭が開催され、その運営に参加できとても良い経験となりました。交流会の班のリーダーをするとなった時は、自分に勤まるだろうかと不安になりました。しかし、班の皆さんがあたたかい雰囲気だったので自分なりの進行ができました。そして楽しい交流会ができました。「みやぎ総文」という大きな行事に参加でき本当に勉強になりました。

                                          (3年 佐々木 円香)

□5日間の長い期間の運営に参加しました。会場の準備はたいへんでしたが、8月2日には全国の皆さんと交流会をしました。その中でリーダーとして進行できたことは、とてもいい経験になりました。

                                          (2年 氏家 照悟)

□全国の人の作品に触れ、全国各地の方と交流し、自分はもっと頑張らなくてはいけないと思いました。準備も片付けも大変でしたが、協力して行いました。失敗もありましたが、皆さんに助けていただきながら無事に終えられました。もう経験することのない貴重な経験でした。

                                          (2年 大場 千咲)

□期間が長く、力仕事も多くて大変でしたが、頑張って準備をした分、交流会も大成功でした。全国から集った高校生の皆さんに笑顔で帰っていただくことができてなによりです。この貴重な体験。本当にやって良かったです。

                                          (3年 福地 柚菜)

□会場準備と後片付けがとても疲れました。そして交流会は本当に緊張しました。書道運営の五日間は、毎回始発のバスに乗らなくてはならず、とても大変でしたが、たくさんの作品を見ることができたし全国の方と話すことができてとてもいい経験になりました。

                                          (2年 平山 椋補)

みやぎ総文2017 築高生の活躍2

 弁論部門に引き続き、今回はボランティア部門の運営やポスターセッションに参加した生徒の感想の一部を紹介します。


□今回、プレゼンを行う学校のデータをパソコンで動作確認していると、北海道から沖縄までの学校があり本当に大きな大会に参加していることを実感しました。ポスターセッションでは自分たちで作製したパネルを用いて築館高校のボランティア部の活動紹介を行ってきました。たくさんの方に囲まれ、マイクのない状態で言葉を伝えることの難しさを知りました。同時に、真剣に話しを聞いていただきやりがいを感じました。

                                         (2年 伊東 沙葵)

□築高のボランティア部について堂々と全国の皆さんの前で発表できました。また、司会という大役だったり、他県からのデータの確認だっったりと幅広い仕事が割り振られていて、運営の裏方という貴重な仕事に携わり、自分の役割を実感できました。一生に一度の貴重な経験です。

                                         (2年 千田 美月)

□昨年のプレ大会とは違い、全国から多くの方が集まるので準備や対応が大変でした。しかし、いろいろな地域の方と交流できたのが楽しかったです。全国のボランティアの活動を知ることができたのも、とても勉強になりました。また、県内の高校生と協力して最初から最後まで無事に終えられて本当に良かったです。

                                         (2年 遊佐有理紗)

□当日、予想していなかったことが次々に起こりました。ポスターセッションのベルが聞こえず時差が出て予想通りに進行できなかったり、来客の方の荷物が大きくて混雑したり。そんな時、他校の実行委員の仲間たちがベルの代わりに合図を出してくれたり、混雑する場所を誘導してくれたりと臨機応変に動いてくれました。それは、実行委員が心をひとつにして全国から集まった皆さんが気持ち良く発表できるよう、心を砕いてくれたからです。ポスターセッションは成功。発表した皆さんも満足の笑顔。多くの皆さんと達成感を共有できたことはとても貴重な体験でした。

                                         (3年 髙橋 菜音)