日々の築高

日々の築高 29年度

「人のため」に行動できる築高生

 今年は昨年に比べ雪が多いようです。雪が積もった朝、築館高校で当たり前のように見られる光景が生徒達の自主的な雪かき。
 朝の貴重な時間。自分の時間として読書や勉強に費やすこともできるし、暖かい教室で友達と語らうこともできるのに、誰かのために黙々と雪かきする生徒が一人二人と増えていく光景は、清々しい築高生を象徴しています。

2018年のスタートは心を込めた掃除から

 1月9日火曜日は年があけて初登校日でした。朝のホームルーム後は全校生徒で校舎の大掃除。放課後は各教室のワックス塗りを保健委員中心に行い、床もピカピカになりました。特に3年生はポリッシャーを使い本格的な床磨きに取り組みました。卒業を間近に控え、後輩達にきれいな教室を引き継ごうという築高生の意気込みが感じられ、気持ちのよいスタートとなりました。
 2018年も築高生の活躍を更新していきますので、今年もよろしくお願いいたします。

命の大切さを学ぶ教室

 11月30日(木)「命の大切さを学ぶ教室」を開催しました。NPO法人「地球のステージ」にご協力いただき、講師として閖上中学校遺族の会の大川ゆかりさんにご講演いただきました。
 震災で祖父と次男を亡くされた大川さんは、その悲しい体験を生徒たちに話してくださいました。生徒たちは真剣に大川さんのお話に耳を傾けていました。
 最後に、生徒会長 小野寺立真君が「命の大切さを実感し、本校の先輩が事故で亡くなった辛い出来事や震災のことを忘れずに、後輩たちに伝えていきた」と感謝の言葉を述べました。  今回の授業をきっかけに「命の大切さ、困難に立ち向かう人々の力や勇気、向き合うことの大切さ、語りつぐことの意味」を考えて欲しいと思います。

1・2年生合同レポート発表会

 11月21日(火)、総合的な学習の時間を活用し、1・2年生合同によるレポート発表会が行われました。
 1年生は就職・進学最前線レポートとして、自分の興味・関心のある事業所や学校を訪問し、聞き取った内容についてのレポートを発表しました。将来に対する意識が高まり、進路選択にも大いに役に立ったようです。2年生はNIE(Newspaper in Education)活動として、社会に関する特定のテーマを設定し、新聞記事を収集、まとめ、さらに、グループ内で意見交流したものを発表しました。
 テーマの設定から、新聞を使っての情報収集、話し合い活動、文章の作成と、今後必要になるさまざまな力を身につける主体的な学習活動となりました。

築高ボランティア部 コミュニティ賞受賞

 今回、築高ボランティア部が第21回ボランティア・スピリット・アワードにおいて見事『コミュニティ賞』を受賞しました。この賞は、全国の中高校生でボランティア活動をしている個人や団体を対象に、活動内容や成果などを表彰する場となっています。全国からの多数の応募の中から、受賞することができました。以下は、授賞式に参加した生徒の感想です。

○築館高校には、ボランティア部、人のためプロジェクトなど生徒が主体の活動がたくさんあります。今回、私たちがしてきた活動の成果として、このような賞を受賞をすることができました。また、他の地域の受賞者とも交流が出来て素晴らしい経験となりました。今後の活動に活かしていきます。  

                                             2年 伊藤沙癸

○受賞することが出来て、嬉しかったです。たくさんの高校生と交流が出来て刺激になりました。交流した中で、他県の学校の活動には自分たちが思いつかなかったようなこともありました。発表を聞いて、さまざまなことをたくさん吸収することができたので、今後、築高ボランティア部を進化させていきたいと思います。 
                                             1年 三浦紗也花

○授賞式や交流会を通して、もっとたくさんの事を取り組んでみたいと思いました。受賞した人の中には、自分たちで一から考えて活動していた人や少ない人数でも大きな事を成し遂げた人もいました。築高ボランティア部はもっと活動できるはずです。授賞式で交流した方々から良い刺激を受けたので、これからも他の活動のいい面を取り入れていこうと思います。  

                                             1年 三浦麻友

 今後もさらなる発展をしていく築高ボランティア部の活躍を期待していて下さい!!
 まだまだ、紹介したい内容があります。続きは、ボランティア部のページで紹介します。