日々の築高 28年度
新年を迎えた築高に立派な門松
1明けましておめでとうございます。今年度も築高生の活躍や日々の様子をHPでお伝えしてまいりますので、どうぞ最新情報のチェックをお願いします。
さて、酉年を迎えた今年、築館高校の職員玄関にはとても立派な門松が置かれました。これは岩出山在住の鹿野孝様が築館高校のますますの発展のためにとご寄贈くださったものです。門松というものはたいへん縁起のよいもので、福を招くとされています。今年1年も築館高校にいいことがたくさんありますように。
五・七・五の世界で活躍
築館高校の3年生の国語表現の授業には、特別講師として時事川柳作家の千葉朱浪先生が、年に10時間来校してくださいます。朱浪先生は読売新聞の時事川柳の選者でもあり、生徒昇降口にある朱浪文庫を寄贈いただいた本校の卒業生です。朱浪先生の授業をとおして生徒たちは、言葉の持つ力や五・七・五の世界の深さを学んでいます。また、国語の授業で作った俳句作品を毎年伊藤園俳句大賞に応募していますが、今年度は団体応募賞をいただいております。 限られた言葉に込められた築高生の思い。少しだけですが、生徒の秀作の一部を紹介します。
体がさ ついてこないの イメージに 鈴木 徹平
寒空に ちらりちらりと 冬の子ら 宍戸 優希
さらさらと 二人の髪を さらってく 小野寺千春
おそろいの ものが欲しくて 毛糸買い 壺内真里奈
海の底 鉄の鯨の 目が光る 佐藤 秀一
お布団が 私のことを 離さない 菅原 亜美
灯油切れ 誰が入れるか にらみ合い 鎌田 麻祐
入社式 いつものチャラさは どこへやら 千田 澄人
雪だるま 作ってすぐに 放置をし 小野寺 輝
まだ残る 君への思い 名残雪 佐藤 勇武
紅葉が 雪の重みで 泣いている 三上亜耶菜
第3回宮城県高等学校弁論大会
12月9日~10日、東松島市コミュニティセンターで第3回宮城県高等学校弁論大会が行われました。
校内の弁論大会で選出された3年1組岩渕真由さんと、1年2組佐藤澪さんが弁士として出場し、自分の思いを力強く聴衆に訴えてきました。また、この日は、大会の運営生徒としても1学年の10名が参加しており、準備期間が短いながらも自分達の役割をしっかりと果たして、大会をスムーズに運営することができました。あらためて、築高生の力を実感する一日となりました。
最前線レポート発表会
11月22日(火)の5~7校時に最前線レポートの発表会を1・2学年合同で行いました。10月26日(水)に、1学年は職場訪問、2学年は学校訪問を行い、その内容と学んだことなどを発表しました。
1学年からは、宮城県警察本部、築館保育所、東北電力、栗原中央病院を訪問した生徒が、2学年からは、東北労災看護専門学校、仙台ビューティーアート専門学校、仙台幼児保育専門学校、盛岡大学、宮城大学を訪問した生徒が発表しました。1学年はそれぞれの仕事のやりがいについて考え、2年生は実際に希望進路先の学校を訪問できたことで、今後の学習への動機づけが図られたようでした。また、自分が訪問していない学校や職場についても学ぶよい機会となりました。
最後には、2学年の土曜課外を担当していただいているキャリアプランニング株式会社の桑名暢氏にも講評をいただくとともに、今後の進路決定における「報告」「連絡」「相談」の大切さを教えていただきました。
高校生スピーチコンテスト
11月19日(土)に東北文化学園大学で「高校生スピーチコンテスト2016」が行われました。本校からは3年生川田雅己くんと、2年生髙橋未歩さんが出場しました。
当日は福島県や岩手県など県外からの参加者も多く、皆さん自らの体験に基づいた素晴らしいスピーチを行う中、髙橋未歩さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
築高生が地域住民と防災訓練
11月11日に実施された防災訓練は、あいにくの悪天候でしたが、宮野地区の方にもご参加いただきたいへん有意義なものとなりました。
1年生は応急手当の方法やけが人の搬送方法。2年生はシーチキンランタンとサバイバル飯炊き。3年生はダンボールでできるプライバシー保護のための仕切り・簡易トイレ・簡易ベッドの作り方を学びました。宮野地区の方々には、各学年に分かれて生徒と共に体験していただきました。
訓練終了後は、3年の女子生徒が作った豚汁500食分をみんなでおいしくいただきました。地域の方と共に防災意識を高めることができた時間となりました。
東北選抜ホッケー大会 女子優勝! 男子準優勝!!
11月4日~7日に山形県川西町にて、東北高等学校選抜ホッケー大会が実施されました。
女子は接戦を制して、優勝することができました。その結果、来年の3月に岐阜県で開催される全国高等学校選抜ホッケー競技大会の出場権を獲得しました。本大会の優勝は8年ぶり3回目となります。
男子は惜しくも決勝戦で敗れてしまいましたが、準優勝を収めることができました。全国大会への出場権を得ることはできませんでしたが、来年に繋がる結果となりました。
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築館高校ホッケー部は、様々な方に支えられてこの結果を得ることができました。ありがとうございます。現状に満足することなく、更なる飛躍をするべく日々精進していきます。今後も、築館高校ホッケー部の応援よろしくお願いします。
女子ホッケー部主将 石森 詩織
男子ホッケー部主将 佐々木 皇雅
食事をチェック「食育推進モデル事業」
2年生の家庭科の授業に栗原市の健康推進課の栄養士さん、食生活改善委員さんが講師として来校し、食事バランスについて教えていただきました。高校2年生の今の時期が、最もエネルギー量が必要であることを学んだあと、「食事バランスガイド」を用いて各自の食事をチェックしました。主菜は多く摂取しているのに副菜は不足している生徒、1日の食事をお菓子に依存している生徒など様々でした。
感想発表した生徒から「野菜が摂れていない」「乳製品や果物が不足している」という声があがりました。常に自分で食事管理ができるようにしたいですね。
開校記念日に湧く築高生!
10月21日は築館高校の開校記念日。
本校の卒業生でみやぎ夢大使である俳優高山広さんによる一人芝居「劇励」で大いに盛り上がりました。高山先輩の一人芝居は圧倒的な世界感があり、笑いとユーモアと、人が人として生きるための熱いメッセージがありました。「あるがままの自分を受け入れて自分を好きになろうよ。自分を愛せない人は人を愛せません。」後輩である築高生はその言葉をしっかりと受け止めました。
また、今年度で4回目を迎える築高検定は「今まで以上に難しい」という感想が多く聞かれましたが、現在の築高、そして旧築館高校、旧築館女子高の歴史に触れるいい時間となりました。
問題と成績上位者をアップしましたのでご覧下さい。
☆第4回築高検定問題(PDFで表示)
☆第4回築高検定解答(PDFで表示)
☆第4回築高検定成績上位者(PDFで表示)
みやぎ総文2017ボランティア部門プレ大会
文化部のインターハイと呼ばれる「全国高等学校総合文化祭」が、来年度宮城県で開催されます。ボランティア部門のプレ大会が10月15日(土)に、東北歴史博物館で行われ、本校生徒23名が運営役員として参加しました。
積極的に動き、「自分には何ができるか」ということを考えながら仕事をしてくれました。「もっと仕事が欲しい」「人のために何かしたい」という気持ちで活動している生徒が多く、来年8月に開催される本番につながる大会になりました。