日々の築高

心磨きに1100名が本校に集結!!

 8月21日、本校をメイン会場に「宮城掃除に学ぶ会年次大会」が、台湾や日本全国から集まった参加者1100名という21回を数える会の中でも最大の参加者で開催されました。本校からは生徒271名、保護者22名、教職員24名が参加しました。
 開会式では、佐々木校長から参加生徒に対して、「掃除をする前とその後の変化をしっかり見てほしい。肩書きや年齢に関係なく、大人たちが真剣に掃除をする姿をしっかり見てほしい。」と話がありました。
 栗原市内5校の小・中学校もお借りして、49班に分かれてのトイレ掃除はたいへん貴重な体験でした。各班には何度も実習を重ねたリーダーとサブリーダーが居り、その方たちからトイレ掃除のノウハウをご指導いただきながら掃除実習を行いました。約2時間の掃除実習が終わるとトイレはピカピカ。誰もが感動しました。
 閉会式では参加者を代表して 三浦茉緒さん、 阿部真波さん、高橋歌凜さん、熊谷麗さんが感想発表。「はじめは素手で便器を触ることに抵抗があったけれど、きれいになっていくトイレを見て驚いたし、自分の心も明るくなっていく気がしました。」「台湾からきた皆さんやリーダーをはじめ、多くの方と一緒にトイレ掃除をすることで交流できた貴重な体験でした。」
 「掃除をすることで自分の心が変わった気がするので、家のトイレ掃除もして心を磨きます。」 「この活動をとおして自分の心もきれいになった気がします。トイレ掃除という活動が日本中に広がることで、日本のおもてなし文化をもっと知ってもらえると感じました。この活動の機会を与えてくれた築館高校を誇りに思います。」等と述べていました。
 今回の開催にあたり、会場準備に汗してくれた運動部の皆さん、歓迎用看板を書いてくれた書道部の皆さん。当日朝7時からの案内役を快く引き受けてくれた生徒会の皆さんも、「人のために」という心で活躍してくれました。